悪党髪結とカワイイ髪結 第575回「落語研究会」
2016年 05月 26日
落語研究会、小痴楽「真田小僧」
かなり緊張しているのを自虐ギャグで乗り切ろうとするが、なかなか難しい。
快活なしゃべりで人気は出そう、がんばれ。
大きな監視カメラがいくつもある。スマホを構えた俺の姿も長く記録されることだろう、名誉なこってす)
さん助「阿弥陀池」
去年3月真打昇進、「さん助改め柳家さん助です」、こっちもかなりあがっている。
それはしょうがないとして、「阿弥陀(様を拝みに)行け」「阿弥陀池」、「糠にクビ」「糠に釘」のふたつの洒落とその混線ぶりが、面白いはずなのに、オモシックナイ。
珍しい噺に挑戦する意気は買うが。
小満ん「髪結新三」(上)
新三に騙されてかどわかされたお熊。
白子屋お抱えの車力・善八は女房の入知恵(悪には悪を)で弥太五郎源七親分に新三に口利きを頼む。
いやいやながら、「雌鶏勧めて雄鶏時を作る(これも善八女房の知恵)」よろしく、カミさんの勧めで新三の長屋に向かうところまで。
後は来月のお楽しみ。
ソレ者、男のきれっぱし、艶書、でれ助、不人情なこと、もなかにあう(と聞こえたが)、微衰(と聞こえたが、衰微の言い間違い?)、月周りがよくない、、。
小満ん落語は言葉の博物館、勉強になります。
調べてもわからない言葉もある、「もなかにあう」は「いっぱい食わされた」ってことだよ、と噺のなかで解説してくれたが、、。
二冊をリュックに背負ってさえ重かったのに、手提げのバッグにお持ちいただいて、感謝の言葉もない)
志ん輔「厩火事」
アニサン、はニイサンになったり、「芋が好き」の芋は八頭のことで前の晩から煮るの、と言わせたり、髪結おさきの夫はアニサン(ニイサン)の弟弟子だと明らかにされたり、喧嘩すると手が出るが、そのあと「さっき悪かったなあ、痛いのはどこだ?」と撫ぜてくれたりするとぽ~っとなっちゃう、とか、「ひとの本心・本音を探るなんてあまりいいことじゃない」とニイサンが言ったり、ニイサンの家からの帰途、身悶えしながらテストの結果を心配させたり、、。
いろいろと新機軸が多かった。
俺も「まあこんなもんだろう」。
志ん輔のブログといえば、自分の出番が予定より10分遅れたことを書いている。
犯人はさん助だろう。
そうそう、志ん輔は三ノ輪の浄閑寺で落語をやってからこちらに来たようだ。
一昨日、俺が行きそびれた投げ込み寺、いよいよもう一度出直したくなった。
きのう呑み過ぎたから、まっすぐ帰ろうかと迷ったが、けっきょく「はじめ」に「お帰りなさ~い!」と迎えられた。
再開後二度目、前回会えなかった、つまり三か月ほどあっていない常連の何人かと再会できてうれしかった、花緑には悪いけど。
イワシの炊いたのがうまかった。
まぁ、しょうがないですね。
それも経験。
この顔ぶれなら、トリは小満んかと思うのですが、花緑がトリで時間を有効に使えたからOKですね^^
喜多八の写真、いいですね。
さて、再開したはじめには、いちご一緒できるかな。
小満んも最近聴いてないなあ。落語はいいですね。