デクスターも七変化か コリン・デクスター「消えた装身具」
2016年 05月 24日
歩き始めるときは、ほんの10分くらいのつもりで出ても、胸を張って両手を大きく振って、写真も撮りながら、いつの間にか、一時間過ぎている。
子供たちの放課後のスポーツの声もいい。
いつもそうだが外国人の話は人物の名前を覚えるのに苦労する。
とくに本作は同じ人物のファーストネームとセカンドネームが地の文で意味なく入り乱れるからまごついた。
解説の若竹七海がオクスフォードに旅するときに必携だと書いている。
そういう風に読めばともかくミステリとしては出来が悪い。
そもそもモースの天才的ジグザグ謎解きはいつもわかりにくいのではあるが、それとは関係なくこのシリーズを面白がるのは登場人物に対する辛口の批評、モースとルイスの絶妙なコンビの味わいなどにあるのだが、それがやや息切れ。
いつもの諧謔も上滑り、手紙が出てくるたびに誤字脱字探しを遊び感覚で強いられる(まあ、つきあわなくてもいいのだが)のもちょっとネタ切れ・苦し紛れの感あり。
ハヤカワミステリ文庫
「お月さまは夜、なにをしているの?」っだったかな。
持ち主にとって、大切な本なのだろう、と想像しますが、
忘れ物なのか、なにか他の意味があるのか…
物語の始まりのようですね。
>いつもそうだが外国人の話は人物の名前を覚えるのに苦労する。
saheiziさんでも?
フー、安心したような気持です。
忘れ物の絵本、今頃落とし主は探しているでしょうね。
もうタチアオイ!!!今日はこちらも29度ありましたよ。
一気呵成に読めばいいのですが、途中でほかの本を読んだりしているとてきめんにまごつきます。
きのうの東京は30度を超えたようですが、湿度が低いせいか過ごしやすかったです。
都電に乗っていたからかな。