また行きました、奥村土牛展

奥村土牛展、カミさんを誘ってもう一度行った。
昨日よりいちだんと深く感じる。
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生命、物、自然の存在の本質が提示されている。
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恐ろしい目ではなく優しい目で、ハートで本質をつかんでいるんだなあと。
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こんな雨に包まれてじっとしていたい。
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絵は人柄、土牛の謙虚な人柄、幅広い教養があったに違いない、吉野の歴史をリスペクトする心が涙とともにこの絵を描かせたのだろう。
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宇宙、時の流れを畏怖する心がこういう色を選ばせた。
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一枚100円で買ってきた絵葉書を下手なスマホ写真で伝えるのはかえって本物の美しさを壊すようで気が引ける。
それでも伝えたい。
この展覧会のことを教えてくれた方に感謝のほかはない。
カミさんも土牛の「失敗を恐れていてはだめだ、思い切って挑戦しなさい」というような言葉をメモして帰ってきた。
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美術館の手前にあった、八百屋兼魚屋。
愛想のいいお父さんが楽しそうにスマホを構える俺を見て、「うまく撮れたかい」。
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痩せた小さな泥鰌、「これ食うの」と訊くと「マイファミリー!」だってさ。
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朝の散歩で小さな花が気になる。
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アジサイもいいけれど。
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Commented by unburro at 2016-05-19 16:07
この絵葉書、ほとんど持っています!
数枚ずつ買って、使ってしまったものもありますが、
残してあるものもあり、うれしい、代表作ばかりですね。

画伯の御子息、お孫さんと少しご縁があり、何度かお会いすることがありましたが、saheiziさんが感じられた通りのお人柄、絵に対する姿勢、だった様に聞いています。父上の話をする時のご子息の言葉の全てに、尊敬(畏敬…)が含まれているなあ、と感じたことを憶えています。
Commented by tocotoco-o3po at 2016-05-19 17:44
こんにちは~^^
とても柔和な雰囲気の絵ですね~うさぎさんかわいいです。
(今日も園でうさぎにあって話してきました(笑))
絵や器など見て歩くのが大好きなので一度拝見したいなと思いました~^^
東京を一人でさんぽする時は、色んな美術館を訪れます。
歩くだけで日々色々な出会いがあるのでおさんぽはやめられません(笑
Commented by pallet-sorairo at 2016-05-19 20:47
22日までですね、行きたいなぁ。
行けるかどうかちょっと微妙。
安田靭彦展も見逃してしまったし…。
Commented at 2016-05-19 20:51
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by saheizi-inokori at 2016-05-19 23:58
> unburroさん、そうなんですか!世の中狭いなあ^^。
名前だけは知っていた画家と展覧会でほんとに知り合い、また少し近づいたような気がします。
Commented by saheizi-inokori at 2016-05-20 00:01
> tocotoco-o3poさん、私もそうなんですよ。
歩いているときっと何かが起きる、それほど大きなことでないけれど、とても大事なことがおきるのです。
今日も横浜でありましたよ。
Commented by saheizi-inokori at 2016-05-20 00:02
> pallet-sorairoさん、無理しないようにお出かけくださいね。
でも行けたらぜひ^^。
Commented by saheizi-inokori at 2016-05-20 00:04
> 鍵コメさん、よかったですね。
私なんか何も異常がなくとも山には登れません。
今日、18000歩で膝が痛くなるのですから。

Commented by at 2016-05-20 00:06 x
心に優しい土牛さん、素敵やね、リアルに見たいもんやゎ,
野生のケシに蛇苺? 懐かしい。
それって日本がなのか、その昔がなのかわからんけど・・・・
Commented by saheizi-inokori at 2016-05-20 00:30
蛸さん、まだ今の日本にも残っているものはありますよ。
Commented by at 2016-05-20 06:45 x
土牛の絵も、花々も世にあるものはすべて色彩豊かですね。
八百屋の野菜もそうです。
梶井の『檸檬』に、レモンエロウの絵具をチューブから搾り出して固めたようなあの単純な色、なんていう描写があったのを思い出しました。
Commented by j-garden-hirasato at 2016-05-20 07:01
奥村土牛、
こういう画を描きましたか。
やさしい画風ですね。
見たくなりました。
Commented by saheizi-inokori at 2016-05-20 08:22
> 福さん、ほんとに特に今の季節は美しい、命の輝きに満ちています。
書を捨てて外に出よう^^。
Commented by saheizi-inokori at 2016-05-20 08:23
> j-garden-hirasatoさん、じっと見ていると気持ちが柔らかくなっていきますよ。
Commented by みい at 2016-05-20 13:58 x
こんにちは~

 わあ~いい絵ですね!
是非見てみたいと思いました。
画家のこころが伝わってくるような・・
素敵です!
Commented by tona at 2016-05-20 20:47 x
絵葉書で伝えてくださった土牛の絵の素晴らしいこと。
1枚しか知っていませんでした。
心にじーんときます。
安田靭彦も間に合わず、この展覧会も明日明後日と行かれないでとても残念。もう一度絵葉書を眺めます。
Commented by saheizi-inokori at 2016-05-20 21:14
> みいさん、実物はもっともっといいですよ。
なんとかみられるといいですね。
Commented by saheizi-inokori at 2016-05-20 21:15
> tonaさん、70枚ほどの展示、ほんとにすばらしかったですよ。
私ももう一度行きたいのですが、無理だなあ。
Commented by ikuohasegawa at 2016-05-21 06:46
土牛展は写真OKなのか。と思ったら絵葉書。この手が合ったか。
Commented by saheizi-inokori at 2016-05-21 07:25
> ikuohasegawaさん、会場でスマホのメモ機能で感想をメモしていても携帯はご遠慮くださいと言われました。
とうてい撮影はだめです。
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by saheizi-inokori | 2016-05-19 12:12 | こんなところがあったよ | Trackback | Comments(20)

ホン、よしなしごと、食べ物、散歩・・


by saheizi-inokori