極楽寺坂を歩いて大仏さんや観音様にご挨拶
2016年 03月 19日
カミさんが習っているモザイクタイルの展示があるというので極楽寺まで行った。

江ノ電、なんとなくわくわくする。
先頭車の運転席の後ろに陣取る。
気がついたら大きなカメラを持ったオバサンが後ろでそわそわ、すぐに代わってあげる。
江の島とか鎌倉とかは中学の修学旅行で来たところ。
憧れ=Sehnsucht 、山々に囲まれた善光寺平で育った俺には山の彼方に何かがある、それを確かめに行くのが青春の夢だった。
けさ、reikogogoさんのブログで、教えていただいた「夏の雲」が湘南への憧れを育てたのかもしれない(その割にあまり来ないのだけれど)。

細い坂道を歩きながら、こういうところに住むのは羨ましいけど坂道や階段が大変だなあと、思う間もなく、道に面した小さなアトリエがある。
ガラガラと引き戸を開けると、大きな笑顔の先生が迎えてくれた。
子供たちがお母さんと楽し気にモザイクを作っている。

どこかで見た感じがすると思ったらカミさんの作品。

ひとしきりサンチと子供が遊んだあと、坂道を登って極楽寺に参る。
写真を撮っちゃいけないだと、ケチなお寺だ。

極楽寺坂の途中で力餅家で草餅を買い、三留屋で豚味噌や栗の蜂蜜(イタリア産)を買い、由比ガ浜の堤に座って、オジサンたちのウインドサーフィンをながめながらBebeで買ったハーブソーセージのホットドッグを食う。
いい気になっていたら後ろからトンビが急降下、カミさんの悲鳴で撃退。

こんどは御霊神社。

大きなタブの木を見て、長谷寺へ。

黄梅など庭の花が美しい。

赤いミツマタもみごと。
本尊の十一面観音、三丈三寸はやはり大きい。
阿弥陀如来とか経蔵とか、なんとか敬虔な心を取り戻しつつ歩く。

ここもぜひ、とカミさんがいうので光則寺にも。
宮沢賢治の「雨にも負けず」の詩碑があったり、漱石の遺事などが伝えられる。
本堂の前の花海棠、咲いたらさぞ見事だろう。

長谷の大仏さんもお久しぶり。

大仏さんの前でバスガイドの見習いたちが勢ぞろいして先輩ガイドの教えをうけている。
修学旅行のときのバスガイドに胸をときめかした高校時代を思い出す(中学の時は記憶がないけれど)。

右から書いた牛乳屋の看板、弟とまいにち交代で飲んだ、汗をかいた冷たい牛乳瓶を思い出す。

さすがに少し疲れたとカミさんがいうので鯛焼き屋の店頭のベンチに腰掛けて暫時休憩。
ロハじゃ悪いから、カミさんがコーヒー。
コーヒーを飲んだら元気になったカミさん、サンチを抱いた俺を鎌倉でなんとかいう雑貨屋に引っ張っていく。

トップシーズンには少し早い鎌倉の平日散歩。
昔、新聞記者から市長になったばかりの人に、「鎌倉は人集めばかり考えないで、”死を見つめる”土地にしたらどうですか」といって不愉快な顔をされた。
俺は今でもそう思う。
結界の地・鎌倉で静かに己が罪障を顧み、過ぎ越し方に感謝の念を思い起こし、あらたな日々に向かって歩き出す。
そんなカマクラが世界に一つあってもいいじゃないか^^。

夜は草餅を感謝しつついただきました。
一万五千歩しか歩いていないのに、起きたら足腰が痛む。
坂道の昇り降りが利いたか。
ゆっくりたっぷりストレッチをしたら治った。


先頭車の運転席の後ろに陣取る。
気がついたら大きなカメラを持ったオバサンが後ろでそわそわ、すぐに代わってあげる。
江の島とか鎌倉とかは中学の修学旅行で来たところ。
憧れ=Sehnsucht 、山々に囲まれた善光寺平で育った俺には山の彼方に何かがある、それを確かめに行くのが青春の夢だった。
けさ、reikogogoさんのブログで、教えていただいた「夏の雲」が湘南への憧れを育てたのかもしれない(その割にあまり来ないのだけれど)。

ガラガラと引き戸を開けると、大きな笑顔の先生が迎えてくれた。
子供たちがお母さんと楽し気にモザイクを作っている。


写真を撮っちゃいけないだと、ケチなお寺だ。

いい気になっていたら後ろからトンビが急降下、カミさんの悲鳴で撃退。




本尊の十一面観音、三丈三寸はやはり大きい。
阿弥陀如来とか経蔵とか、なんとか敬虔な心を取り戻しつつ歩く。


本堂の前の花海棠、咲いたらさぞ見事だろう。


修学旅行のときのバスガイドに胸をときめかした高校時代を思い出す(中学の時は記憶がないけれど)。


ロハじゃ悪いから、カミさんがコーヒー。
コーヒーを飲んだら元気になったカミさん、サンチを抱いた俺を鎌倉でなんとかいう雑貨屋に引っ張っていく。

昔、新聞記者から市長になったばかりの人に、「鎌倉は人集めばかり考えないで、”死を見つめる”土地にしたらどうですか」といって不愉快な顔をされた。
俺は今でもそう思う。
結界の地・鎌倉で静かに己が罪障を顧み、過ぎ越し方に感謝の念を思い起こし、あらたな日々に向かって歩き出す。
そんなカマクラが世界に一つあってもいいじゃないか^^。

一万五千歩しか歩いていないのに、起きたら足腰が痛む。
坂道の昇り降りが利いたか。
ゆっくりたっぷりストレッチをしたら治った。

鎌倉は “死を見つめる土地”。
ああ、僕もそれ、ずっと思っていました!!
花の咲く季節も悪くはないのですが、鎌倉は冬枯れの景色の方が、しっくりくるような気がするのは、やはりどこか “死” を連想させるものがあるからではないかと…
でもそれは決してマイナスのイメージということではないんですけどね。
ああ、僕もそれ、ずっと思っていました!!
花の咲く季節も悪くはないのですが、鎌倉は冬枯れの景色の方が、しっくりくるような気がするのは、やはりどこか “死” を連想させるものがあるからではないかと…
でもそれは決してマイナスのイメージということではないんですけどね。
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私は中学から湘南育ちですので、高校の友人が鎌倉にいっぱいいまして、凄く羨ましがっていました。
しかし、おっしゃるように坂は多いし、塩害はあるし、バスも不便だしで、現在は人が多すぎ(いつもお邪魔して地元の人にすみませんなんて心の中で謝っています)で、住もうとは思いません。
奥様の作品はモザイクタイル、鎌倉までお稽古に通っておられるのですか?素敵な作品ですね。
海が見え、花が咲き、大仏様もきれいになって、良いお散歩でしたね。サンチ君は疲れなかった?
しかし、おっしゃるように坂は多いし、塩害はあるし、バスも不便だしで、現在は人が多すぎ(いつもお邪魔して地元の人にすみませんなんて心の中で謝っています)で、住もうとは思いません。
奥様の作品はモザイクタイル、鎌倉までお稽古に通っておられるのですか?素敵な作品ですね。
海が見え、花が咲き、大仏様もきれいになって、良いお散歩でしたね。サンチ君は疲れなかった?
> tonaさん、ときどき訪れるのがいいですね。
昨日は歩きながらtonaさんの健脚を想いました。
とうていあんなに歩けないです。
サンチも抱いたりバッグに入れたりしたのですが、くたびれたようです。
モザイクタイルはまだ二三度行ったくらいのようです。
昨日は歩きながらtonaさんの健脚を想いました。
とうていあんなに歩けないです。
サンチも抱いたりバッグに入れたりしたのですが、くたびれたようです。
モザイクタイルはまだ二三度行ったくらいのようです。
まあいいこと 奥様と鎌倉湘南へお散歩だなんて
娘が藤沢にいるのでたま~に行くのですが
山猿は海は憧れです 水平線が嬉しいのです
私は小学校の修学旅行でした
夏の雲 ってなんか郷愁を感じます
音と曲調と歌詞・・・・母を思い出しました
いつもこのような歌を歌っていたものです
覚えたいですねー
娘が藤沢にいるのでたま~に行くのですが
山猿は海は憧れです 水平線が嬉しいのです
私は小学校の修学旅行でした
夏の雲 ってなんか郷愁を感じます
音と曲調と歌詞・・・・母を思い出しました
いつもこのような歌を歌っていたものです
覚えたいですねー
奥様の色の使い方は優しげなお人柄を思わせていつもとても素敵ですね♪
あの牛乳屋さんの通りを挟んだ向かいを入ってゆくと鎌倉文学館でした。
大仏様は人間ドック?済んだようですね、こんどこそ行ってみなくちゃ(^^ゞ
あの牛乳屋さんの通りを挟んだ向かいを入ってゆくと鎌倉文学館でした。
大仏様は人間ドック?済んだようですね、こんどこそ行ってみなくちゃ(^^ゞ
> pallet-sorairoさん、大仏さんはピカピカになってると思ったら、、でもこの方がいいです。
今晩は。奥様と仲良く鎌倉散歩。いいですねぇ。・・仲好きことは美しきなり・・?でしたっけ。二人揃って遠出したりお出かけしたりすることの幸せ…私もこの頃しみじみと分かるような気がしています。鎌倉の風景写真,さんちちゃん、奥様の温かい感じの作品どれも、幸せを頂きました。感謝!
saheiziさんの鎌倉散歩を拝見し、鎌倉の友人宅に出かけたくなりました。
鎌倉文学館もまた生きたいし由比ガ浜も散歩したい、極楽寺は中学の頃見ていた青春ドラマの舞台で(村野武範主演)毎週日曜日に夢中になって見ていたのです。
でも極楽寺には降りたことがないですね。
ゆっくりとまた回ってみたいな~。
モザイクタイル、綺麗ですね、奥様の色使いのセンス抜群です。
鎌倉文学館もまた生きたいし由比ガ浜も散歩したい、極楽寺は中学の頃見ていた青春ドラマの舞台で(村野武範主演)毎週日曜日に夢中になって見ていたのです。
でも極楽寺には降りたことがないですね。
ゆっくりとまた回ってみたいな~。
モザイクタイル、綺麗ですね、奥様の色使いのセンス抜群です。
Saheiziさん感動しました。
親の歌声と違って、夏の雲すごく新鮮に聞こえます。
はじめての新潟の海から、奥様のモザイクの作品から、一気に、
思い出がヨーロッパの地中海地方やヨーロッパのも各地でみたタイルモザイク迄、広がってすごい刺激を受けています。
私の鼻歌を聞かされていた夫に、早速 saheiziさんの夏の雲きいてもらったのーーー。
今の今まで変な演歌を口ずさんでいると思ってたようです(笑)
おかげさまでーーー素晴らしい色彩、瑠璃色にクリアーです。
親の歌声と違って、夏の雲すごく新鮮に聞こえます。
はじめての新潟の海から、奥様のモザイクの作品から、一気に、
思い出がヨーロッパの地中海地方やヨーロッパのも各地でみたタイルモザイク迄、広がってすごい刺激を受けています。
私の鼻歌を聞かされていた夫に、早速 saheiziさんの夏の雲きいてもらったのーーー。
今の今まで変な演歌を口ずさんでいると思ってたようです(笑)
おかげさまでーーー素晴らしい色彩、瑠璃色にクリアーです。

須磨と鎌倉は地形が似ています。それで平家が陣取ったのではと思います。
> 散歩好きさん、天然の要害ですね。
by saheizi-inokori
| 2016-03-19 13:48
| こんなところがあったよ
|
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Comments(22)