違憲戦争法案は採決までヤクザ顔負け

欺瞞、韜晦、恫喝、無視、故意の誤解、撞着、、やりたい放題の審議途中での強行採決。

それは与党議員によるラグビーのスクラム、そういえばシンキローの影もよぎったような。

野党議員のフイリバスターが着々と進行しても妙に平然としていた与党議員たち。

ときどき仲間どうしが、ヒソヒソやってる。

きな臭い！

気をつけろ！

伝令を飛ばしたかつた。

対する野党議員たちの演説は、戦術の域を超える堂々たる真摯な内容の濃いものだった。

哀しみ、怒り、恐れを込めて、条理を尽くし、法案の危険性、民主主義の危機、国の基本が壊れることを訴えた。

この２時間ほどの演説を聞くだけで、今国会の異常、法案の問題点、安倍たちの邪悪、非道の全てが理解できる。

与党議員たちに、もし幾ばくかの良心が残っているなら、涙とともに、党籍を投げ打って法案成立に反旗を翻えさせるようなものだった。

ああ、ロクデナシのゾンビたち！

きやつらは、そんな演説を聞きながら、心の中で、ひたすら委員長席に飛びかかるタイミングを計っていたのだ。

戦争法案が日本の民主主義を壊すのではなく、とっくに壊れていた国会民主主義が、ゾンビたちを使って、仕上げとして戦争法案を成立させるのだ。

今国会正門前。

凄い人、負けてたまるか！

右翼が介入、帰れ！帰れのコール。

相模原から来た奥さんと怒りの共有。

国会の外には民主主義が生きている。

生きている人間たちが守っている。

公園の中にも多くの人たちが休憩をとつている。

長い戦いなのだ。

隣りのおじさんが見ているテレビ中継で維新の議員が、安倍も外に出て市民の声を聞けば廃案しかあり得ないとわかるはず、と言ってるが、ゾンビには人間の声はわかるまい。