なんだかなあの一日 山本太郎は正しい？

今朝は雨、サンチの散歩に行けないなあ、ちっとばかりホッとしてもいる、くたびれジイサン。
昨日は大汗かいて家の中の掃除をしてからポリープの組織検査の結果を訊きにいった。
もしかして何か言われたときに帰宅して汚い部屋なのは厭なのだ。

腺腫、ガンではない。
これが大きくなると癌になる場合（という説）もあるから、まったく無罪放免というわけじゃない。
さいしょから（小さい内から）ガンの場合もある。
だってさ。
東京駅によって秋田に行くキップを買う。
少しみないうちに異国の東京駅になってしまった。
それから大手町の歯医者へ、定期チエックの案内が来たので、義歯の緩んだのを直してもらいがてら。
掃除してくれて、８７０円、３割負担のカミさんは２５００円とか言ってたから、感情的には高いと思うが勘定は合うのだ。
早めの晩飯を食って帰るのに、いつもの「はじめ」に行きたいのに行きたくない。
あそこは馴染みの客同士が仲が良くて賑やかなのだが、それがちょっと、の気分。
行ったことのない店に入って、盛りばかりよいが味はイマイチの「ゴーヤチャンブル」「鰺のフライ」冷たい「枝豆」なんかを食う。
カウンターの端に座って、横にある小さなテレビで、珍しくＮＨＫが野党の質問を国会中継しているのを見るともなく聴くともなく。
山本太郎が、今日もイラク戦争、ファルージャでアメリカが民間人を虐殺するという明らかな国際法違反を冒した件について、安倍の見解を糺すが、「その件については承知してないのでコメントは差し控える」の一点張り。
東京大空襲、広島・長崎への原爆投下も国際法違反だと思うが、と攻めたてるが岸田の返答は意味不明（わざと）。
たしかに山本の言うとおりなのだが、反安保法制の議論を一気にそこまでもっていくと、ますます民主党（とくに日本会議や松下政経塾出身の選挙の都合で民主党を選んだゲーリングみたいな連中）など親米派は法案攻撃の手を緩めるのだろうなあ。
でも「国際紛争を解決する手段としては、どんな戦争をも否定する=現在のアメリカのあり方には反対する」というところが、この戦いの根っこなのだ。
「積極的平和主義」の元祖であるノルウェーの平和学者・ヨハン・ガルトゥングが、日本が積極的に平和貢献する具体策として、

国際紛争を解決する手段として武力を放棄した憲法９条を堅持すると、国連総会の場で表明することです。条文と矛盾する政策は改め、攻撃能力の高い武器は手放す。そのうえで各国に９条の採用を呼びかけてほしい。１９２８年のパリ不戦条約を実現することにつながるからです。（専守防衛の軍事力は必要としつつ）。

と、今朝の朝日で語っている。
山本太郎は正しいのではある。
少し離れたところに座っているオジサンが、「新国立競技場を２０００億以下で作るってバカみたいなことを言いやがって！１０００億以下でも多すぎる。オリンピックなんてやるな」「宇宙開発なんて何の意味があるか」と店の親父に気炎をあげる。
親父は、オリンピックについてはやらないことに賛成、宇宙開発については「人さまざまだから」。
俺も親父派だがなにも云わずに食って（うまくなければ全部食わなきゃいいのにねえ）帰る。
（分厚い本ばかりが読まれるのを待っている）

桜並木の上の方で大きな声で鳴くのはなんだろう。
虫の声のように聞こえるのが、ずっとあちこちで鳴いていた。