ふと命惜しくなる鎌倉歩き 鎌倉半日旅（２）

娘からメール、はあちゃんの運動会のランチの写真。
パパが「もう、天ムスは飽きた」というはあちゃんのリクエストにこたえて作ったという。
ローストビーフ、アボガド・サーモン、ベーコン・エッグ・レタス、ポテサラ。
応援に行けなかったけど、頑張れ！はあちゃん。
昨日は義母の見舞い、いつものようにマッサージ。
闘う意欲を持ってくれ、お義母さん！

俺は頑張ってストレッチと筋トレ、その日のために身体を鍛えておけ、爺さんよ、だ。

　雛飾りつつふと命惜しきかな

鎌倉半日の後半、寿福寺にあった星野立子の墓にあった句碑だ。
好い句だと思う。
立子は３月３日に亡くなった由。
源義家が源氏の白旗を揚げたとも伝えられる源氏山のふもとにある寿福寺は禅寺らしい森閑とした趣がある。

鶯が鳴き盛りその隙を窺うようにホトトギスの東京特許許可局。
カーン、カーン、獅子脅しは小鼓だ。
これはいよいよ幽霊のおでましかと寺の奥の墓地に上がって行く。

陸奥宗光、高浜虚子、大佛次郎、、知名人の墓も多いらしいが、あえて探すこともない。
行き止まりは山、そこに「やぐら」という横穴式の墓がずらっと並ぶ。
右は虚子か。

材木座海岸を前にしたカフエにも入ってみた。
海を背にしたソファのすわり心地がいい。
海のさざめきを音だけ聴いていると、ここはハワイか沖縄か。

サンチもイイ気分。

犬の飼い主を探すＮＰＯと提携しているそうで、マスターは話し好きの犬好き。

良縁を得た犬が連れられてくると犬相がふっくらとするとか。
人通りの少ない鎌倉ならいいな。
また来ようかな、カミさんが連れて来てくれればの話だけれど。