安倍総理はこの映画をどう見たのだろう 映画「バンクーバーの朝日」

ジエットコースターでゆっくり上にあがっていく。
正月10日目くらいはその上り場面、もうすぐガ~ッツ、大みそかに向かって急降下、途中で若干の凸凹はあるけどね。
安倍総理はこの映画をどう見たのだろう 映画「バンクーバーの朝日」_e0016828_10311714.jpg
近所の公園のボランティアがリヤカーに遊び道具を積んで、この公園までやって来て子供たちと遊んでくれるらしい。
安倍総理はこの映画をどう見たのだろう 映画「バンクーバーの朝日」_e0016828_1032324.jpg
俺が写っちゃった、遊び仲間に入れて欲しかったのかも。

昼から渋谷に出て本年初映画、「バンクーバーの朝日」。



なにを見ようかと探したがどれも気が向かない。
でも天気もいいし、外の街に出て映画をみたい、子供を過ぎた少年の頃の気持ちが疼くのだ。
一人で映画を観るのが禁じられていた頃の。

それは少年たちが恵まれない環境で野球をやったことが描かれているという、この映画がいいかも。

ひとつ問題は安倍が正月に夫人とこの映画をみたことが首相動静に載っていたこと。
これと「ゴーン・ガール」を二日続けて見たことなどが記されていた。
あいつと同じ映画を観るのかあ、なんか汚れた椅子に座るような気色の悪さも感じたが、彼は六本木で見たはず、しかも俺は最後尾、大丈夫ウツラナイだろう、アベ菌。
ほとんどイジメだね。

映画の感想を一言でいえば、「長すぎる」。
130分を超えた。
勝つはずのない弱小チームの逆転勝利、チームワーク・友情、貧困や差別との戦い、親子・同胞・兄妹愛、戦争・国家に翻弄される個人、、。
多くの『感動必至要素』をちりばめながら、ちりばめてあるからか、散漫・冗長。
安倍総理はこの映画をどう見たのだろう 映画「バンクーバーの朝日」_e0016828_1054587.jpg
「泣いても怒ってもどうにもならない状況でチーム『朝日』が戦うのを見ることだけがみんなの救いなのよ」と主人公の妹(日本人という理由で奨学金を貰えず進学を断念する)がいう。
白人の横暴・不公正に怒り、モノをいう仲間を「しょうがないじゃないか」と押しとどめる主人公。

今朝の朝日・斉藤環が「うっすらと不良性をまとい、地元と仲間の『絆』が大好き。学歴や階層とは無関係に、物事を深く考えない反知性主義が強く、気合いや勢いを大事にするため、なんとなく現状肯定的」と評する現代のマイルドヤンキー。
彼らは現状を「そこそこ、このままでいいんじゃね」ととらえ自民党支持に回った。
チーム朝日の連中は「こうするしかない」ととらえ、抵抗はしなかった。
違いはあるけれど、似てはいないか。

主人公は、野球をすることによって、人々を喜ばせ・鼓舞し、カナダ人とも気持ちの通い合いを体験できたことをもって「父がバンクーバーに来てくれたからこそ自分がここで生まれてこういうことができた」と感謝する。
ひと財産作れると言われてバンクーバーにやって来た日本人は苛酷な労働に耐えた上に敵性国民として収容所に入れられる。
国家から裏切られたのだ。

安倍はこの映画をどう観たのだろう。
Commented by nenemu8921 at 2015-01-10 22:57
写りこんで入り画像を拡大しましたが、判然とせず。
残念であります。
映画の感想、さもありなん…。
≪なんか汚れた椅子に座るような気色の悪さも感じた≫
思わず、笑ってしまいました。
saheiziさんは、少年のようですね(^_-)-☆
Commented by saheizi-inokori at 2015-01-10 23:13
nenemuさん、大人になれなかった隠居。
粗隠居ですたい。
Commented by at 2015-01-10 23:29 x
やりたい放題の自分の欲しか無く、アベの目にも耳にも入らんでしょう、
Commented by saheizi-inokori at 2015-01-10 23:38
蛸さん、そうやろね。
こんどは戦争に勝ったろかくらいに考えているかもしれない。
Commented by j-garden-hirasato at 2015-01-11 07:40
野球好きの娘は観たい、
と言っていましたが、
受験生なので、
願いかなわず、
受験勉強に勤しんでおります。
Commented by 旭のキューです。 at 2015-01-11 09:21 x
地元仲間を大切にしています。24日の新年会、2/8のせいれん様の祭礼いずれも参加するようにしています。
Commented by saheizi-inokori at 2015-01-11 10:00
j-garden-hirasato さん、受験生は今がかきいれどきですね。
風邪などひかないように、健闘を祈ります。
Commented by saheizi-inokori at 2015-01-11 10:02
旭のキューです。さん、いいですね。
私には地元と云えるようなものがないです。
それでも日体大とか駒沢大学の活躍はちょっと嬉しい^^。
Commented by 熊伍朗 at 2015-01-11 11:52 x
「バンクーバーの朝日」は私も観ました。
「ああ、こういうことがあったんだ」ということは知りましたが、映画としては・・・途中から飽きちゃったです^^;
Commented by saheizi-inokori at 2015-01-11 14:43
熊伍朗 さん、私も途中退場しようかと思ったくらいです。
平板・冗長でしたね。
Commented by cocomerita at 2015-01-11 19:44
Ciao saheizi さん
笑 ふふふ、本物知ってる私は 写りこんでるsaheizi さんの顔 しっかり認識
そうそう saheizi さんは 熟しているけど少年で そこが素敵なのです。 ね?!

安部のあのうすらまぬけな感性に響くものなどなく
イタリア語で不感症なやつのこと侮蔑を込めてimpermiabile つまり防水野郎とよぶのだけど
つまりすべて表面的に滑り落ち中に入り込まない
彼はその防水やろうの典型
たぶんね この人 悪者のほとんどが大好きな札束数えるその音にさえ ときめかないと思うんですよ
でくの坊ってこういうのいうんだろうね
ま、木偶は木だから伝導性はあるから一緒にしたらでくの坊に気の毒か、、だったら 脱け殻?
脱け殻に先導翻弄されてる国って、、苦笑 とため息
Commented by saheizi-inokori at 2015-01-11 21:04
cocomerita さん、防水野郎ですか。
傘はいらないんですね。
なんかとても威張りたがり屋で執念深いように見えるけどなあ。
Commented by ikuohasegawa at 2015-01-12 09:17
saheiziさんの写りこみにも興味は湧きますが、ペンギンはどういうこと?
Commented by saheizi-inokori at 2015-01-12 10:29
ikuohasegawa さん、近所のボクシングジム、子供たちが元気にトレーニングしたりしているのです。
あれ、なんでこんなところにペンギン!?
と思ったら人形でした。練習に熱が入るかな。
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by saheizi-inokori | 2015-01-10 11:36 | 映画 | Trackback | Comments(14)

ホン、よしなしごと、食べ物、散歩・・


by saheizi-inokori