言葉・芸能の魔術師 中西和久ひとり芝居「しのだづま考」
2014年 12月 14日
首相は、弱者に対する思いやりや想像力を決定的に欠いている。が紹介されて、続けて伊東は、
私は弱者だけではなく、強者のことも含め相手を知ろうとする努力が決定的に欠けていると思っている。と書いている。
けさのテレビ、テロ容疑者に対する拷問を命令したブッシュの映像が安倍の顔と重なって見えた。
弱者、被差別の民、和泉暦の売り手たちが暦のPRのために、安倍清明伝説を語ったのではないか。
ふじたあさやが、そんな設定で書いた中西和久の一人芝居・「しのだづま考」を見てきた。
歌舞伎・文楽の「蘆屋道満大内鏡」、とくに「葛の葉子別れ」と民話「狐女房」のストーリーを、説教節、浄瑠璃、講談や瞽女(ごぜ)唄、現代語の語りかけも交えて渉猟しながら伝説の謎に迫る。
安倍保名、妻の葛の葉のたおやかさ、その正体・狐の妖しさと哀れさ、その子・童子丸は愛らしく、成人したのちの清明は凛々しく、悪役・道満はふてぶてしく、あたかも日本の民俗芸能の展覧会。
100分間休みなしの熱演だった。
(この劇についてはこれをご覧ください)
舞、身のこなし、歩き方などには狂言・歌舞伎の素養があるかとも思われ、唄(とくに中世の田植唄)に太鼓に三味線も達者、障子に書いた「恋しくば たづね来て見よ 和泉なる 信太の森の うらみ葛の葉」もみごと、ユーモアもあり、上々の楽しさ。
現代語、中世の言葉、老若男女、猛きものと弱きもの、近く遠く、呪い、祈り、喜怒哀楽、愛憎、、さまざまな語りを使い分ける言葉の魔術師。
見るもの皆、”感ぜぬものとてなかりけり”。
安倍は安倍でも大違い。
とくに創立当時の書店は前川國男の設計で写真に見とれてしまった。
書店の中もとてもいい↓。
伊勢丹で阿闍梨餅を買って帰ろうと思ったらそれだけが売り切れ、なんか物足らない気になって紀伊国屋に取って返して、写真を見て買った本、縁は異なもの。
このうち何人が投票するのかと思いつつ駅前の東急プラザで、買ったばかりのミステリを読みながら蕎麦をたぐる、うまくない。
リンゴなど
ほとんど口にする機会はありませんでしたが、
長野に来ると、
安くておいしいリンゴがどこでも売られています。
さすが、リンゴの産地です。
静岡にいた頃は、
ミカンばかりでした。
安倍晋三の性格はその通りでしょう。さらにいえば、日本、中国、韓国、北朝鮮の最高指導者が揃って同じような性格の人物である点に、北東アジアの悲劇があるような気がしてます。
自分のことだけしか考えないのなら、儲けしかおわない企業家であればよいのであって、政治家の資質からは遠く何万光年も離れています
それでも優秀な企業家であるには、社会への意識不可欠ですが、、
まあ彼のような 能力にも人格にも欠ける人間?人間と呼べるのなら、
が社会にたいして十分に貢献できることなど皆無でしょうが、
何で?こんなのが? じいちゃんの七光り?
テロの容疑者
9.11から一週間も経たずに逮捕された
冤罪に決まってると私は思います
そろそろ、こういう悪どい、権力者が鞭打たれる番だと思うのですが、
選挙の結果が気になります
無関心な人たちの10パーセントでもが動けば日本は変わると思います。
私は古くなったのでも喜んで喰いますが。
私は大学生になって初めてミラノ座とか末廣亭を知ってドギマギしてましたよ。
政治なんて自分に関係ないという気持ちが分からないでもないけれど、それが自分に跳ね返っていることが分からない・実感できないのでしょうね。
若者よ覚醒せよ!です。
閉館した「前進座」のはす向かいの蕎麦屋「吉むら」(※吉祥寺村の時代をもじったとか?)にて、下品な酒飲みには勿体無いほど上品な更科蕎麦を仕上げにて。
少々お高めなれど、サヘイジ様には是非ともお奨めいたします。
選挙は、酒とバラ、そして蕎麦の日々也!
覚悟が必要かも。