数え日
2014年 08月 16日
昨日紹介した出久根達郎の『隅っこの四季』に「数え日」という言葉についてのエッセイがあった。
古書店の丁稚時代にどこやらで知って、その美しいいい言葉であることを喜び、早く使ってやろうと思っていたがなかなか機会が来ない。
なんせ年越し一週間前くらいが消費期限だもの。
達ちゃんはようやく「数え日」をつかうチャンスが来る。
勇んで「数え日ですものね」と言ったのだが、みんなきょとんとしている。
訳を知ってみんな大笑い、達ちゃんは生まれ故郷の茨城の訛りで発音したからみんなには聞き取れなかったのだった。

(この人いつもランドセル、アプリコットの可愛いトイプーを連れていて、その子はサンチに興味津々なのに、アイソモコソもなくぶすっと先を急ぐ、修行中なのかしらん)
とまあ、そんな趣旨のエッセイだった。
そこで悔しいのは達ちゃんが茨城弁で何と言ったかが出てこないのだ。
本は昨日図書館に返してしまった。
もっというと ikuohasegawaさんのコメント↓に返信しようと思って、「数え日」のことを書こうと思ったらその「数え日」が出てこなかった。
一昨日読んだばかりなのに。
サンチとの散歩の間、ずっと考えていて、もしや「数え」ナントカと言ったなあ、と思いだし、帰宅するや否や新明解で「数え」を引いたら出てきた嬉しさ。
ikuohasegawa さんは、出久根の本で「かべすの客」という言葉を知って、ずっと覚えていたという。
ググってみたら、芝居見物で酒は取らずに「菓子、弁当、寿司」だけ取り寄せる平土間の客を桟敷の客が見下げていった言葉な由。
頭文字をつなげたんだね。
俺は ikuohasegawa さんのようにずっと覚えていることもできず(「カスバの客」、なんていいそう)、若かりし達ちゃんのように使ってみるときは方言とかなんとかより言葉自体を忘れてしまいそうだ。
古書店の丁稚時代にどこやらで知って、その美しいいい言葉であることを喜び、早く使ってやろうと思っていたがなかなか機会が来ない。
なんせ年越し一週間前くらいが消費期限だもの。
かぞえびーその日の来るのを指折りかぞえて待つ数日間(狭義では、正月を控えた年末のそれを指す)大人にとってはなかなかしんどい日々だが子供にとってはワクワク楽しみな「もういくつ寝るとお正月」。
達ちゃんはようやく「数え日」をつかうチャンスが来る。
勇んで「数え日ですものね」と言ったのだが、みんなきょとんとしている。
訳を知ってみんな大笑い、達ちゃんは生まれ故郷の茨城の訛りで発音したからみんなには聞き取れなかったのだった。

とまあ、そんな趣旨のエッセイだった。
そこで悔しいのは達ちゃんが茨城弁で何と言ったかが出てこないのだ。
本は昨日図書館に返してしまった。
もっというと ikuohasegawaさんのコメント↓に返信しようと思って、「数え日」のことを書こうと思ったらその「数え日」が出てこなかった。
一昨日読んだばかりなのに。
サンチとの散歩の間、ずっと考えていて、もしや「数え」ナントカと言ったなあ、と思いだし、帰宅するや否や新明解で「数え」を引いたら出てきた嬉しさ。
ikuohasegawa さんは、出久根の本で「かべすの客」という言葉を知って、ずっと覚えていたという。
ググってみたら、芝居見物で酒は取らずに「菓子、弁当、寿司」だけ取り寄せる平土間の客を桟敷の客が見下げていった言葉な由。
頭文字をつなげたんだね。
俺は ikuohasegawa さんのようにずっと覚えていることもできず(「カスバの客」、なんていいそう)、若かりし達ちゃんのように使ってみるときは方言とかなんとかより言葉自体を忘れてしまいそうだ。
ほら、あの、なんとかっていうじゃないですか、そら、ナントカ、、じれったいなあ!じれったいのは聞いてる方だ。
私はいつも、「あれよ、あれ!」とか「ここまででてきてんねんけどなぁ、そぉよ、こんな意味やねんけど・・・」て、終らせてしまう。
そろそろアルツハイマーなんか?
そろそろアルツハイマーなんか?
0
茨木の訛りなら、きっと私の訛りと同じです。
数え日ですものね・・・。
の、イントネーション。
共通語なら、「ぞ」が、高い位置にある。
それが、北関東訛りだと、「び」にくる。
それから、「え」が「い」になる。
カゾイビデスモノネ~。
それを文字表記にするのは難しいですね。
数え日ですものね・・・。
の、イントネーション。
共通語なら、「ぞ」が、高い位置にある。
それが、北関東訛りだと、「び」にくる。
それから、「え」が「い」になる。
カゾイビデスモノネ~。
それを文字表記にするのは難しいですね。
蛸さん、まだまだでしょう、あの活躍ぶりから拝見すると^^。
小言幸兵衛さん、それは知ってました、秋田にもありますね。
ikuohasegawaさんは、そもそもそのカスベのことからカベスの噺を書いていました。
ikuohasegawaさんは、そもそもそのカスベのことからカベスの噺を書いていました。
mi-mamam1 さん、そうだったかもしれない、かじびとか何とか書いてたかも、標準語の通りにしゃべってもイントネーションが違うと分からなくなることもありますね。
私はタクシ―で運転手の出身地を当てるのが好き、けっこう当てるんですよ^^。
私はタクシ―で運転手の出身地を当てるのが好き、けっこう当てるんですよ^^。
おそれいります。
一回しか使えませんが「ほら、あの、なんとかっていうじゃないですか、そら、ナントカ、、じれったいなあ!と、私が思っていることは何でしょうか」
と、ごまかす方法は南辛坊から教わりました。
一回しか使えませんが「ほら、あの、なんとかっていうじゃないですか、そら、ナントカ、、じれったいなあ!と、私が思っていることは何でしょうか」
と、ごまかす方法は南辛坊から教わりました。
ikuohasegawa さん、ありがとう。でもそれをしも忘れそうだなあ。
j-garden-hirasato さん、子供の頃はもういくつ寝るとがたくさんありました。
正月、誕生日、夏休み、旅行、運動会、、いつも数え日だったかも。
正月、誕生日、夏休み、旅行、運動会、、いつも数え日だったかも。
いまでも数え日ばっかり、、、成長してないのか、、、
doremi730 さん、心の若さです!いいなあ。
by saheizi-inokori
| 2014-08-16 11:21
| よしなしごと
|
Trackback
|
Comments(13)