シンガポールから来た人は「田園」に感動した 尾山台『田園 安斎』
2014年 05月 05日
そういうときこそ一歩前に出てやれば元気がついてくると頭では分かっていても。
しょうがないからシャワーを浴びようと風呂場に行ってふと上を見ると天井がずいぶん黴のようなもので汚れている。
さっそくブラシでごしごしやったらきれいになった。
背伸びをして前後左右に身体を振って、、まあ、これで今朝のストレッチは好しとしよう。
尾山台で待ち合わせて少し商店街をぶらぶら、シンガポールと比べると天国のようないい気候、人通りも多すぎず好い街だなあ、と帰国後の住所のことも考えているらしい。
なにかにつけてまもなく中学に上がる子供のことを優先に、ここなら友達ができそう、などと考えている。
新しい店が二軒も出来ていた。
四半世紀も前に会ったのは俺が地方の支店長をやっている時の新人としてだった。
社内報の正月号に支店長挨拶を書いてくれと言われて、あんなもの誰が読むか、と代案として出したのがその年の干支三代を代表するの社員座談会、俺もその干支で彼女は二回り違う新人として出席した。
物おじせずはきはきと夢を語るのに感心した。
ダメ元だと思いながら連絡してくれたのが2日だったろうか。
カミさんも旧知の人、さあ、どこで食事を、そりゃここでしょ、例の尾山台・『田園』となった。
この店は義母が来たときとかカミさんの誕生日だとか特別なことのあった日に、平均すれば旬刊、季節刊なのだが、シンガポールからとなれば週刊もやむを得ない。
安斎さん「こないだとかぶっちゃうなあ」と言いながら、いろいろ見繕ってくれた。
↑の「ズワイガニの春巻き」は本邦初公開。
シンガポールに赴任(夫君)といわれて、あんな人工的な都市にいきたくないと布団カブってしまったけれど、行って三年、いろんな国の人との付き合いなども始まり、やっぱり行って好かった、好い体験をしたという。
若い頃と変わらず表面的なことにとらわれずきちんと物事を考えて前に進む姿が健在。
昔の話にも花が咲いた。
俺のモットーはバカの一つ覚えのように「現場第一」。
神出鬼没に現場に姿を現して社員とくに管理社員を驚かせたこと、「あれが、私の今までの生き方に大きな影響を与えた」と言ってくれたのは嬉しかった。
年を取って過去のことを思いだすことが多い日々、自分の失敗とか至らなかったことを今頃はっと気がつくようなことが多く、正直なところめげ気味だった。
それをお世辞もあろうが、「そうでもなかったよ、○○さんの生き方を好いていた人も多かった」といわれてほっとする隠居だ。
このほかに「レンコンの明太子和え」、「ゴマ豆腐、カボチャソース」、「筍とホタルイカ、木の芽和え」などが出て、「こないだ食った海鱒、うまかったなあ」と催促するようなことを言ったら、今度も山もりの「焼きタケノコと海鱒」、いくらかぶったって全然ノープロブレムなのよ。
麩饅頭もシンガポールにあるのかどうか、うまそうに食べてくれた。
このところ続いて、と書いた↑のは、このようなことを指しているのです。
料理人の気持ち、心意気が真直ぐに料理にあらわれている。
こういうお店を一軒知っているだけで、良い人生といえるのではないでしょうか。
そして何より、一緒に食べる人が、良い人であることが、最高の宝物ですね。
一応和食はたいていあるようですが。
価値観とかも全然違うから、
変に気を使うところのなく、
逆に話しやすいところがありますね。
自分の職場でもそうです。
若い人としゃべると、
元気がもらえる気がします。
向上心を持っている若者っていいですね。
もうかれこれ10年近いかもしれないです。
あのーーーー私ははるばるイタリアからですが、、、 笑
Saheizi さんが真のある 芯のある生き方をしていたのは、昔を知らなくてもわかりますよ
現場主義。私もそう思います
見かけ倒しかもよ^^。