よっ、待ってましたハリー!クローザーで登板 マイクル・コナリー「終決者たち」(上下)

一昨日、今日は『栗の湯』がやっている日だと思って駒沢でおはぎを買ったあと歩いているうちに「待てよ、今日は休みだった」と思って電話したら案の定誰も出ない。
それでそのまま用賀『栄湯』に向かった。
歩いたことのない道も通って冷たい風もなんのその。
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昨日は、今日こそ『栗の湯』と、もう一度駒沢の魚屋によって、桜新町のピーコックでサバ缶も買って(水煮が好き、いろんな値段がある、昨日は380円のを)、後戻りして久富稲荷神社で手を合わせる。
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参道というのだろう、両側が住宅の道、50メートルおきに鳥居があって6本目が石造り。
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夕日さす国道246の陸橋を渡れば目指す『栗の湯』。
なのだが、、様子が変だ。
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休み!昨日は営業していたのだ。
なんともやる気の疑われる営業ぶり、清潔感あふれる熱い湯なのだが。
しょうがないから今夜は『佐平次の湯』。
ゆっくり入って、風呂場の壁(床の近く)をブラシできれいにする。
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マイクル・コナリー、ハリー・ボッシュシリーズの第11弾。
ハリーが3年間の私立探偵業を経てロス市警のエリート部署である未解決事件解決班に復帰する。
野球でいえばクローザー、失敗したらそれまでなのだ(2007年出版、いまならズバリ原題のクローザーズの方がいい)。
ハリーの復帰を陰で策したキズミン・ライダーとコンビ復活。

やはり俺の使命は刑事として悪を退治することだ。
前に交わしたキズとのジョークや符牒も懐かしい。

17年前に起きた少女殺人事件を追いかけると、不倶戴天の敵アーヴィン・アーヴィング・元市警副本部長の影が、、。

このところ俺が食傷したのかこのシリーズ、ちょっと読み始めた頃の痛快・爽快さが薄れているような気がしていた(その代わり、重厚さは増していた)が、久々にストレートな警察小説の醍醐味。
好い風呂に入ったような満足也。
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講談社文庫

訳 古沢嘉通
Commented by たま at 2014-03-23 18:03 x
 今朝のどこかの新聞に「おはぎ」は「萩」だから秋の彼岸、春の彼岸は「ぼたもち」(牡丹餅)でないといけないのだ・・・との意見ありとか。
 わたし的には、てっきり「ぼたもち」は「漉し餡」(=つぶつぶがないもの⇒ぼたぼたしている)で作るものにて、「おはぎ」は「つぶし餡」(=つぶつぶの小豆が残っているもの)とばっかりに東京に出てくるまで確信しておりましたが・・・(?)
Commented by saheizi-inokori at 2014-03-23 18:42
たまさん、その記事は私もみましたよ。お菓子やにおはぎの幟があってつぶ餡もこし餡も売ってました。胡麻やきな粉も。
私はどっちも使いましたよ。あの頃はたくさん食ったなあ。今は一つで十分です。
Commented by koro49 at 2014-03-23 21:10
魚の缶詰で好きなのが、鯖の水煮です。
大根おろしをたっぷりと、オカカを載せて食べるのが好き。
せんべい汁に入れて食べるも良し^^。
Commented by 小言幸兵衛 at 2014-03-23 21:47 x
とうとう『終結者たち』まで来られましたね!
シリーズの中で、純粋な警察推理小説としては、これがベストかもしれません。
ようやく最新作が発売されましたが、古書店に回ってきてから読むつもりです。
Commented by saheizi-inokori at 2014-03-23 21:53
頃子さん、私はキャベツの千切りといっしょに、醤油をかけます。
キャベツの千切りは蟹冠ともあうのです。
その時はブランデーがいいかも。
大根おろしはたいていいつでも小鉢で出してくれます^^。
なんとでも合うのだなあ。
Commented by saheizi-inokori at 2014-03-23 21:57
小言幸兵衛さん、おかげ様です。
年のせいかシチめんどくさい私的な葛藤よりも純粋な警察小説の方がいいようです。
Commented by noreizoko at 2014-03-24 00:50
私も鯖缶は水煮派、千切りキャベツ派です〜。
kaldiだ!セールなんですね。
Commented by at 2014-03-24 09:35 x
「佐平次の湯」で良いではないか、こっちとら、
バスタブが無い所で10年以上住んでるで! ;;
Commented by saheizi-inokori at 2014-03-24 10:16
noreizokoさん、用賀の商店街です。
Commented by saheizi-inokori at 2014-03-24 10:16
蛸さん、銭湯は日本の文化遺産です。
Commented by ikuohasegawa at 2014-03-25 06:13
THE CLOSERS には全く気付かず読みました。確かに クローザーズのほうがいいですね。
Commented by ikuohasegawa at 2014-03-25 06:16
「俳句と川柳」
アマゾン(中古)から届きました。10円(送料250円)也。
勉強します。
Commented by saheizi-inokori at 2014-03-25 14:58
ikuohasegawaさん、終決者なんて言葉があるのでしようか。
始末人とかだと藤田まことになっちゃうか。
260円はお買い得ですね。
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by saheizi-inokori | 2014-03-23 11:35 | 今週の1冊、又は2・3冊 | Trackback | Comments(13)

ホン、よしなしごと、食べ物、散歩・・


by saheizi-inokori