メダルなんてとらなくて佳かった＆歌われなかった「故郷」

浅田真央のフリー演技のあとのテレビを見てはカミさんが涙ぐんでいる、「真央ちゃんエライなあ、、」。
再起というのかチャレンジというのか、彼女は下手にメダルを取らなくてよかったと思う。
金銀銅なんて順位付けする次元ではないところで人々の心を鷲掴みにした。
あの”壮挙”はメデイアやシンキロウなどに代表されるメダル至上主義に対するアンチテーゼだと思う。
演技もよかっただろうがそこにある物語に人は感動したのだ。
（佐村河内某の音楽もそういうことだったのかもしれない。
せっかくの真央ちゃんの感動に水差すな！ってか）
（息子夫妻から贈られた誕生祝）

洗面所を掃除しながらラジオを聞いていると永六輔が回らない舌で

フィギュアスケートはスポーツではなくてアートだ。
音楽に乗って滑る姿をうっとり見ていたいのに、横から、ヤレ『トリプルだのダブルだの』、うるさいッタラない。

と言ってるのに同感也。
１５日の大雪の日に石和（笛吹市）で営まれるはずの本家の大叔母さんの一周忌、俺はカミさんのこともあって前日から欠席の連絡をしていたため結果として大雪に閉じ込められることもなく済んだのだった（弟は車で行って石和のホテルに何泊かした）。
法事は中止になったのだが、施主から丁寧に挨拶状が送られてきた。
そのなかにあったのが↑の「故郷」の歌詞。

同封致しました「故郷」は、母が生前よく口ずさんでいた歌です。私も子供の頃、台所や、畑や、作業場で母が歌っているのをよく聞き、一緒に歌った想い出があります。
一周忌法要のお斎の際に、皆で合唱する予定でした。
母の面影を思い浮かべながら口ずさんでいただければ母もきっと喜んでくれると思います。

と挨拶のなかにあった。



もし、予定通り法事に出かけてこの歌を合唱したら、、きっと泣いてしまっただろうな。
俺も母とよく合唱をしたものだ。