９３歳の自由な心がピカソの名前を教えてくれた Ｍさん「こころの旅路」

まだ本調子ではないが三日ぶりにストレッチ再開、気合いだ！
野菜スープ、考えてみれば毎朝一食分作らなくてもいいだろうと、多めに作る。
昼に餅をいれて食ってもいいし。
洗濯物を干して掃除もやって一息入れたのは１１時、もう昼飯の支度（少し延ばす）の時間だ。
主婦は忙しいはずだね。
昨日届いた本。
町の小さな印刷所で出版してもらったパンフレットのような私家本だ。
作った人はＭさん、二三年に一度はこんな本を作っては送ってくださる。
俺の若いころから何かと声をかけてくれたり、苦しかったときに励ましてくれた人。
もうかなりの年だよなあ、と本をめくっていたらおしまいに「それがし」と題して

Ｍさん何時もお元気で、悪いところはないんでしょう。
何をおっしゃいます。有り有りですよ。
下はもう言うことを聞かないし、上は言うことが浮かんでこないというていたらくです。
時にＭさん失礼ですが、お幾つですか？
１９２０年生まれ。エッ！！
まだ９３才でして、百に比べれば若造です。ハイ・ハイ

とあった。
内容はといえば、、随想というのかなんというのか、メモ書きやいたずら書きみたいなのもあったり、まとまりはない。
いや、その雑然として飄々として四方八方、自在に飛翔する好奇心、独特のユーモア、人なっつこさ、、すべてが我がＭさんそのものという意味では見事な雑然なのだ。

人生訓みたいなのも書き連ねられる。
それは決して非凡とか驚くような深みを帯びた洞察などではない。
ではあるが味わいがある、Ｍさん９３年間の知恵だから。

幸福は遠い山の果てにはない。
自分の身の回りに、走馬灯のように飛び跳ねている。

とか。

戦訓を子孫に傳え残すことは、義務である。

とか。

ことば遊びなども気の向くままに、「こころ」をつかった言葉を書きあげたり、ピカソのフルネームを書きつけたり（ついでに寿限無も書いている）、新年に当たって家族にした挨拶（五行）やレストランでした『お母さんの喜寿のお祝い』の挨拶でお母さんに感謝することを三つあげたり、、。

歴史上の人物の挿話、家紋、花、諺、、なんでも書きつけている。
チラリンコの他人↑というのはＭさんが見かけた有名人。
ヒトラーを見たんだ。
Ｍさん、次号も楽しみにしてますよ。

昨日は夕方露の新治の独演会があって、去年からチケットを取って楽しみにしていた。
だがカミさんのインフルがあるから自重して欠席。
それでも６０人ほどの客が集まったようだ。
そして！新治のブログを見たら昨日来られなかった人はチケットの払い戻しか、次回のチケットに振り替えるとのご沙汰。
嬉しい、ますます好きになった。
次回（９月）までがんばるぞ！