哄笑、そして寂寥 現代中国の下腹部を衝く 余華「兄弟」(文革篇・開放経済篇)
2013年 11月 30日
途中でコンビニでトイレを借りて週刊誌を立ち読みしたり回り道もしたから8000歩強を二時間弱(一日で15565歩、10キロ)。
バナメイ海老と甘いパブリカの炒め物もとてもうまい。
ママはなんでもちゃんと作る、それが希少価値になっている昨今。
カラオケ、もう何年も行ってない、COPDの治療をしているから気管が広がって声が出にくくなっているし。
でも、、ふっとその気が動いたのは不思議、階段を一人登っている俺なのだ。
「公園の手品師」「花」「青春時代」「君恋し」「サントワマミー」「ラストダンス」「夢の中へ」「ヨイトマケの歌」「粋な別れ」、、おっさんやお姉ちゃんたちと交代でよう歌いました。
余華、YuHua、この前NHKの現代の映像に出ていた作家。
実の父が便所で女の尻を覗いていて壺に落ちて死んだ李光頭(後日彼も同じことをするのだがその実見談を語ることでうまい麺にありつく、凄腕)、その糞まみれの父を壺から担ぎあげ家まで運んでくれた男と再婚する母、男の連れ子が宋鋼。
李光頭と宋鋼の“兄弟”愛、親たちの愛、宋鋼の夫婦愛を主軸に文化革命とその後の開放経済期の中国を痛烈・饒舌・猥雑に描く。
ラテン文学の気配もどこかに漂うのは民族を根っこで描いているからか。
荒唐無稽な爆笑のなかに浮かび上がる主人公たちの誠実な人間性に感動する。
とくに文化革命で“地主階級”として虐殺される父親、その子宋鋼(やはり悲劇的な最後をとげる)が素晴らしい。
文化革命と開放経済、およそ両極端の世界を経験している中国。
決して幸せの道を歩んではいないらしい。
泉 京鹿 訳
文春文庫
どちらでしょうか。
週はじめ、
東京に出張で行きました。
ついでに東大のレトロな建物巡りをしてきました。
見事な銀杏並木でした。
ただいま、アップ中です。
どうしても岩波を見過ごせなくて、ついでにナルニア物語2冊も買ってしまいました。笑。
本当に立派な黄葉の並木ですね。こちらはもうほとんどが裸木です。
Saheizi さん、声がいいから歌っても上手だろうとは思うけど、カラオケでマイク片手は、うわーー見たかったー
こうやって見ず知らずのひとと歌いあう
カラオケ嫌いなんですけどね、、こういうのもありだなあとおもいました
イチョウは都の木だけにあちこちにありますね。
昨日は金曜日だったんです。現役には嬉しい夜です。
最近、中国との関係が危うい感じですが、国民同士はアジアの兄弟としてなんとか理解しあえればいいなぁ。と思います。
憎み合うことも愛し合うこともあると思いますが、中国人だからというのは嫌です。
多才ですね!