病気の葉っぱも、みんな、美しい 群馬直美「言の葉 葉っぱ暦」
2013年 11月 27日
そんなに急いでどこに行く?昔の交通標語が浮かぶ、言わずと知れた強権強圧、暗黒国家、その先は戦争も。
彼らが考える教育改革の中身・方向もはっきりしている。
要は
そこのけそこのけお国(安倍ご一統様)が通る下々は後ろを向くか土下座して殿のお通りを待たなきゃならない。
カミサンがときどき行っている勉強会の講師でこられた群馬さんの絵と文でできた“命の種”。
美大の学生だった彼女に舞い降りたステキな言の葉たち、彼女はそれを“葉っぱの精神”と名付けて心に刻んだ。
この世の中のそれ以来、30年以上も、毎日毎日、こつこつと葉っぱと向き合いありのままを描いてきた。
ひとつひとつのものは
全て同じ価値があり
光り輝く存在である
ありのままといってもボタニカルアートとは違う、彼女の心に訴えかけたありのままだ。
さまざまな思いのなかで、30年前に見た新緑が、今も変わらぬ生命力で輝いていた。
葉っぱはどんな時もひたすら前向きだった。虫に食われてもへっちゃらで、朽ち枯れ果ててボロボロに傷つけばつくほど、生き生きと輝き出す葉っぱたち。『どうだい、僕の命の勲章。生きてる証さ』と、かえって胸を張っていた。病気の葉っぱも、みんな、美しかったそれから病室で幸せすら感じた。
見舞いに来た人に「そろそろボケの実が熟している頃、、」そういったらみんなで連絡をとって持って来てくれたボケの実。
大興奮して点滴をしながら夢中で描いていると、お掃除のおばさんや、看護師さん、お医者さん、、みんなも目を丸くして驚いてくれて”びっくりボケ・パワー”が院内を駆け巡った。
捨てるにしのびずアトリエの片隅に置いていたが、、ふと閃いた。
庭にあったオオバコを掘り出して土ごと皿の上においたら
強い生命力の持ち主・オオバコが、割れた皿の上で命の炎をメラメラ燃やしている。ひとつの葉を描くのに、人とあうのも断って最低18時間群馬さんの肩書は「葉画家」(ようがか)だ。
役立たずになった割れた皿、ありふれた土とオオバコが、新世界への扉を今、開け放ってくれた。土粒ひとつぶひとつぶ、虫食い穴ひとつひとつ、感動して描いた。
涙でにじんでよく見えなかった
けやき出版
上の写真の本の下にみえる葉っぱの絵はカミサンのエチュード。
書物の下の絵が奥様のエチュードとは不思議な程、本との一体感があって、見えない部分を思い描いています。
虫食いの一枚の葉に輝く魂を見出すひとの筆は、こんな素晴らしい絵を生み出されるのですね。美しい。
「この世の中の
ひとつひとつのものは
全て同じ価値があり
光り輝く存在である」
いい言葉ですね。最近考えていたことと重なり、嬉しい気持になりました。
奥様の葉っぱも、全部拝見したいです。
カミサンは本を買って贈る言葉を書いてもらいました。
カミサンの絵、ちゃんと描けたら、ね。
そうすると以前は見過ごしていたものの美しさを見つけることがあります。
そういう一昨日この本を見せられてぞっこんでした。
実際は騙すことはまったくありません、まっとうありのままの絵です。
素敵な言葉の数々言霊として心に伝わってくるものがあります。
森羅万象、ありのままの姿を、感じるまま素直に言の葉に託して
葉に投影されてるように感じます。
素敵な方ですね。奥様の作品も素敵ですね。
散歩していると足元には沢山の落ち葉が、そして時々風に乗って飛んできた葉ッパなど、同じ様な出会いはあるのに、こんなに素敵な言の葉に気づく方がいるんですね。
奥様の描かれた絵もとても素敵です。
本の後ろで恥ずかしそうになさらないで、沢山見せていただきたい。
一枚目の、奥様の絵と、それに重なる表紙の絵、、どちらも写実にも富み、ちょっと見ただけでは、本物の葉っぱ? 写真? 絵? どっちがどうなの? と感じてしまったのでありやした‼
葉っぱが元気を拡散してます。
素敵なお人柄が伝わってきて、たったの数ページ見せていただいただけで、和みました
手にとってじっくり一人で読んでみたいです
私もボタニカルアートは苦手です
自然のままに枝を伸ばしてるの、見るのが一番いい
私も友人のお父さんが東京の病院に入院なさったとき、庭の梅が見れないのを、淋しがってらっしゃるだろうと思い、大きな梅の枝を何本も病室に持っていったことがあります
それ以来私は梅の人と呼ばれてましたが、、笑
特に苦しい時、自然は色々なこと気づかせてくれますね
奥さまの絵 素敵です
ちゃんと見せてほしい。と私も思いました
一枚一枚本当に美しいです!
秋だけではなく、春の芽ぶきも、新緑も、盛夏の深い緑も・・・・・・。
奥様の絵もなんてすばらしいのでしょう。
細かなところまでよく見て描く、大切なことのように思います。
ちゃんと描けるかなあ。
少しでもそうなりたいです。
お大事に!
宣伝でもなんでも思うことを!
じゃ、お言葉に甘えて、お邪魔します〜
「言の葉 葉っぱ暦」を描いた書いたグンマですー。
群馬県出身。でも、芸名じゃないです。本名。
今は、東京の立川で活動してます。
葉っぱの輝き追い続け、31年。
まだまだ、追い続けるよ。
一生の仕事。
ボロボロ、ぐちゃぐちゃになっても、描き続けるよ。
じゃあね〜、バイバイ。