みのもんた問題は阪急阪神ホテルズ問題とよく似ている

昨日、散歩の途中で週刊誌の立ち読みをしてみのもんたのことを読んだ。
彼の日ごろの行状があげつらわれている。

時の総理大臣と飲むのが好きで、菅も野田もいやいやながら飲んだという。
いちど飲むと番組でのコメントがまるで変って好意的になるからと説得されたそうだ。

みのはサシで自分の店で自分の勘定でという主義らしいが、猛烈に一気飲みとか無理強いをするらしい。
野田も側近が驚くほどグデングデンになったそうだが、たしかにコメントは様変わりしたそうだ(俺はみのもんた番組を見てないが)。

放送局の局長クラスも呼びつけられたら馳せ参じる。
そしてブランデーなどを一気飲みを強要され、トイレに行く暇もなく”マーライオン”になるという。
みのの手くせは悪く触り放題なんでもありみたい。

そういうことを赦しているどころか自ら膝を屈して飲む権力者、放送を続けさせるメデイア業界。
視聴者は番組のキャスターたちの人格を信用してそのいうところに頷いたり喝采を送っている。
「自らを律することのできない幹部、それを許した上司の監督責任は見逃せない!」そうだそうだ!
番組制作者は「こういうことをいうキャスター=みのはそういう資格がある」ことを保証しているのだ。

そのキャスターが、批判した対象に勝るとも劣らない下劣な男だった。
これって阪急阪神ホテルズの擬装メニューと同じじゃないか。
みのみたいな人間は掃いて捨てるほどいる。
クラブでスケベなことをしちゃいけないと言われたらいちばん困るのは業界でありそこで働く女性たちだ。
問題はみのではなくみのにいい気にさせた政治家であり放送局の幹部だ。
彼らは擬装・詐欺罪に問われるべきではないか。

こういうとき必ず「みののような下劣な司会者の番組をもてはやす視聴者にも問題がある」、といわれる。
たしかに食材の違いを見分けられずにリッツなら間違いない(リッツにも飛び火してるそうだ)と高い金を払って満足している”グルメ”にも問題はある。
だが、だからといってインチキ食材が許されないように人格が疑われるような男がほしいままに社会批判を影響力のある公器を使ってすることは許されない。
そういう人物に、いわば”折り紙をつけた”放送局の責任も無視できない。

みのの番組降板で終わりにすべきではない。
番組製作者のイイワケも訊いてみたい。
まさか「そんな人とは知らなかった、誤登用です」とはいえまい。
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種田陽平による三谷幸喜映画の世界観展・THE有頂天ホテル

みの問題と阪急阪神ホテルズ問題が似ているのは、「これは氷山の一角に過ぎない」ことを思わせることにもありますね。
Tracked from 自分なりの判断のご紹介 at 2013-10-29 17:23
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by saheizi-inokori | 2013-10-26 11:21 | 責任者を出せ! | Trackback(1) | Comments(0)

ホン、よしなしごと、食べ物、散歩・・


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