瀬島龍三がソ連のスパイだったこと オーギュスト・ル・ブルトン「男の争い」

窓の外の静かな秋の雨を感じながら入念に身体を伸ばしていくとだるさが消えていく。
風呂に入って裸のままで浴槽をゴシゴシ。
身も心も軽くなってラジオをつけるとベートーベンの「合唱」、もうすぐ年末だ。
番組が変わったら「野菊」、ハミングしてしまう。
「ちいさい秋みつけた」、これもいいなあ。 



夕べ雨上りに、じっとしてられなくなって散歩に出てみた。
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あ、金木犀の香り、家のマンションの玄関脇にもあるけれど早いのがいるんだ。
ちいさい秋があちらこちらに。
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等々力駅前の本屋で立ち読み。
佐々淳行が瀬島龍三はソ連のスパイだったという「正論」の記事。
若いとき一度瀬島が出てくる会議に連なったことがある。
運輸省の役人、地元の知事や観光関係のお偉方、、まるで天皇を迎えるような奉り方なのに驚いた。
それを当然のように受け入れてなにやら中身もエライ人のように尊大な態度で実につまらないご託宣を下さったなあ、あの爺さん。
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ここも
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ここも、
横目で眺めるだけ、我が家にウマい酒が待っている。
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映画にもなったという混じりけなしのノワール。
感傷や遠回しの表現なし、男たちの争いをぶっきらぼうに書く。
ムショ帰りのフランスやくざが仁義なきアラブやくざと血を血で洗う戦い。
(子供をさらうなんて)フランスではそんなことは決して起こらなかった。少なくとも、やくざたちはしなかった。
瀬島某などとはちょっと違う誇り高き、哀愁のやくざだ。
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鳥たちが空に描くメロディーはなんの歌なのか。

野口雄司 訳
ハヤカワ・ミステリ
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Tracked from じゅうのblog at 2020-04-28 21:45
タイトル : 『男の争い』 オーギュスト・ル・ブルトン(著),野口雄司..
フランスの作家「オーギュスト・ル・ブルトン」の長篇ミステリ作品『男の争い(原題:Du Rififi chez les hommes)』を読みました。 [男の争い(原題:Du Rififi chez les hommes)] 「モーリス・ルブラン」に続き、フランス作家の作品です。 -----story------------- 血で血を洗う争奪戦!これが本物のノワールだ 刑務所で肺病を病んで出所した「トニー」は、パリの暗黒街に舞い戻る。 旧友と共に宝石店襲撃を実行するが…。 映画化されたノワール...... more
Commented by ikuohasegawa at 2013-10-02 10:39
我が家で待っているウマい酒って、銘柄は何でしょうね。
Commented by saheizi-inokori at 2013-10-02 10:50
ikuohasegawa さん、長野県飯山藩の家老が始めたという「水尾」です。
一度お試しください。あまり有名になると困るのだけれど。
Commented by itohnori at 2013-10-02 11:24
saheizi-inokoriさん 、こんにちは。
 野鳥の渡りのシーズンですね。
V字形の渡りをみると秋を感じます。
Commented by saheizi-inokori at 2013-10-02 11:31
itohnori さん、「竿になりカギになり」遠路つつがなきよう!
Commented by namiheiii at 2013-10-02 17:09
最後の一枚、傑作だと思いますよ!
Commented by korima at 2013-10-02 18:28 x
すみません…冒頭に反応してしまいました。
ひょっとして今朝のFM放送?

ハヤカワミステリなら手頃です。(重い本ははこべません)
予約します。
Commented by poirier_AAA at 2013-10-02 21:02
最後の写真、久しぶりに鳥がわたる姿を見ました。
都会の空を見上げると電線も見えちゃいますけど,でもやっぱり渡り鳥の姿には詩情がありますね。
Commented by cocomerita at 2013-10-02 23:38
Ciao saheiziさん
イヤーーーーん、もう年末だなんて言わないでくださいよー!
ぞぞっーーとしたわ

小さい秋の歌はかわいいと思うけど、秋は好きではありません
気持ちいい季節ってのは認めるけど、去る夏と来る冬の狭間で私は少しがっかりするのです
Commented by saheizi-inokori at 2013-10-02 23:54
namiheiii さん、ありがとう。
デジカメにしてはチャンスが活かせました。
Commented by saheizi-inokori at 2013-10-02 23:56
korima さん、そうです。
毎朝これを聞きながら珈琲をのみます。
一番元気にあふれている時間です。
Commented by saheizi-inokori at 2013-10-02 23:56
poirier_AAA さん、電線がないと五線譜になりません。
Commented by saheizi-inokori at 2013-10-02 23:59
cocomeritaさん、ぞぞーっとしてがっかりして、また春になる。ばっか
春と夏ばっかりでも面白くないなあ。
Commented by keiko_52 at 2013-10-03 00:01
旦那様誘惑に打ち勝ち愛妻のもとにお帰りになって
ご自宅で晩酌ですね。エライ!!
外で飲むと漱石さんが飛んでいきます。
家で飲みましょう(笑)
Commented by saheizi-inokori at 2013-10-03 09:39
keiko_52 さん、漱石?
せいぜい野口英世ですがね。
身体もいたわりつつ。
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by saheizi-inokori | 2013-10-02 10:27 | 今週の1冊、又は2・3冊 | Trackback(1) | Comments(14)

ホン、映画・寄席・芝居、食べ物、旅、悲憤慷慨、よしなしごと・・


by saheizi-inokori