小津安二郎は飲ん兵衛だった 野田高梧と過ごした無藝荘の日々

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蓼科の無藝荘に行った。
小津監督と野田高梧は近くの山荘「雲呼荘」に籠って脚本を書いていた。
来客があるとここで飲み食いしたという。

二人は酒が好きで毎日一升空にした。
だいたい百日で一本の脚本を仕上げたから百本の茅野の酒・ダイヤ菊の空き瓶が並んだんです。

そう言って笑ったのは囲炉裏の火をボンボン焚いていた柳沢さん。
今年80歳、小津に山荘を世話をした方の息子さん、二十歳の頃に小津にあったという。
近所の人は小津がそんなに偉いとは知らずタメ口をきいていた。
宴会の食事は近所に住んでいた野田の奥様がやったらしい。
茅野から歩いて食材を届けるオバサンもいたし、来客に牛肉の味噌漬けや鰻などを持ってこいと注文することもあった。

小津監督にどことなく似ていますね、といったら、光栄ですと笑った。
Commented by k_hankichi at 2013-08-22 22:41
うわあ!いいですねえ!
Commented by reikogogogo at 2013-08-22 23:08
小津安二郎記念館———ではなく無藝荘?まだ近くに居て行った事がないのです。9/27・28・29は蓼科高原映画祭と聞いていますが。8/20日には私も八ヶ岳に居ました。
Commented by ikuohasegawa at 2013-08-23 06:10
のんびりされているようで何よりです。
Commented by saheizi-inokori at 2013-08-23 07:50
k_hankichi さん、高原の空気はうまいです。
Commented by saheizi-inokori at 2013-08-23 07:51
reikogogogo さん、20日?入れ替わりでしたね。
Commented by saheizi-inokori at 2013-08-23 07:52
ikuohasegawa さん、あちこちドライブしてのんびり。
今日は午後から雨らしいのでほんとにのんびりしてマイクル・コナリーでも読もうかな。
Commented by keiko_52 at 2013-08-23 10:57
サンチ君、かっこいいおズボンはいていてオニューですか?

まつげも長くてイケメン君ですね~
きっと飼い主に似ていて、saheiziさん仕様なんですね??
Commented by saheizi-inokori at 2013-08-23 18:09
keikoさん、虫よけの繋ぎです。
睫毛のことは女性によく言われます。カールしてます。
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by saheizi-inokori | 2013-08-22 18:37 | こんなところがあったよ | Trackback | Comments(8)

ホン、よしなしごと、食べ物、散歩・・


by saheizi-inokori