人生の喜びはシンプルなものなのだ

２０年も昔、社内駅伝大会を主催者として見ていて、走りたくてたまらなくなった。
閉会式の挨拶で「来年は俺も走る」と宣言して、それいらい毎朝ジョギングをしてから出勤、チームを作って参加した。

真新しいランニングシューズの紐をきゅっと締めて玄関を出ると違う自分になったような気がした。
軽くなった身体が自然に動きだしそうな、、ああ、あの気分をもう一度味わいたい。

心臓が壊れてから走るのをやめた。
今は歩くのが楽しい。
いつか、もういちど歩きたいな、サンチと散歩して楽しかったなと思うことがあるだろう。
その日のためにも今日もしっかり楽しんで歩こう。（５羽のコガモ、だいぶ大きくなりました）

祖母の歌から。

大名の下屋敷とぞ言ふに住みき想へば簡素の今のよろこび

晩年、山梨の農家の一部屋を間借りしていた。

母の句。

梅雨晴れの市電軽快空広し

父の日プレゼント、その２。
酒もさることながらカードが嬉しい。
「さんちのおともだち」、どんどん力強い字になっていく孫たち。