二日目の日記

６時頃からサンチと散歩。カッコーや四十雀や聞き分けられないが高原定番の鳥の声。
鳥に詳しい人だったらもっと喜ぶかもしれない。

野菜サラダがうまい。

ペンションの庭の草花、見分けられないが写真を撮って楽しむ。植物に詳しい人だったらもっと喜ぶかもしれない。

どこへ行こうという当てもないので取り敢えず道の駅で土地の人が漬けた梅干しを買い、がらがらのアウトレットでオシャレなステテコを猛暑対策に。

原村自由農園、探しているときは見つからないのに、偶然目の前、トイレを使って店内を歩くとヨモギ餅、最後の一箱二つ入り２４０円、まるでお取り置き。
口中に広がる草の香り。
田植えの済んだ田んぼを渡る風がなんともいえない。四方を山に囲まれているのも俺の原風景だ。

昼飯は鴨せいろ。腰の強い手打ち蕎麦。

もう一度田んぼを見て、何年か前に入ったたけち温泉に行ってみたが休館。
太宰治が原稿を書いたひなびたいい湯なんだがな。

宿の風呂に入って、又小説を読む。いやはや人生とは！何が真実で何が嘘？

今夜も七賢にハートランドビール、アラメの炊いたのが嬉しい。
本館に寄って一番絞り缶ビールを飲みながらママさん、神戸から来た女性と四方山話。
コテージに引き揚げるときに見上げてみたが星はなかった。
先月来たときは物凄い風が吹いて停電したため、清みきった空に恐ろしいほどの星が見えたのだった。