つぶやき続ける橋下 沖縄独立の狼煙があがった
2013年 05月 15日
昨日は公務がなかったから、一日ツイッターで呟きつづけたという橋下、やっぱり自分でも気になるのだろう。
橋下のことなど書くのもイヤ、そんなら書かなきゃいいようなものだけど、相手が維新となると書くのは義務みたいなものだ。
自民圧勝の改憲潮流の先っぽに乗っかって潮の流れをより激しくする政党。
その党首が、自分じゃうまく言ったつもりの「慰安婦必要論」「沖縄米軍基地現状維持・必要論=風俗をどうぞ」発言、どうあってもこの問題発言を致命的暴言にしなければ、ますます威張り腐って何をするかわからない。
こんなことを言った男をそのまま影響力を保持し続けさせたら、日本の自浄力が疑われる。
石破用語でいう”国益”が損なわれる。
14日の朝刊では扱いが小さかった産経が社説で女性の尊厳を損なうもので許されない発言と批判した。慰安婦が強制連行されたという、いわれなき批判にたいして、河野談話の見直しに向けて努力している安倍政権の足を引っ張りかねないという。
改憲陣営の応援団である産経から迷惑視された橋下、一方の朝日は当然ながら昨日の夕刊から渾身の力を込めて猛批判を展開。
一昨日から、俺が佐藤優の「新・帝国主義の時代」の紹介かたがた指摘してきた「沖縄差別」を問題視する現地の声も報じた。
昨年、橋下が衆院選の前に沖縄を訪問したときに、基地容認派ばかりの集まった集会で、府知事時代に米軍海兵隊の大阪への移設を検討しても良いと言っていたくせに「普天間基地の名護への移設を先行させるべきだ」とか「しっかりコミュニケーションすれば沖縄の人は理解してくれる」などと地元感情を逆なでするようなことを言ったことを沖縄の人たちは忘れていないだろう。 今日15日は沖縄の本土復帰41年の記念日なのだ。
そして、同じく今日、「琉球民族独立総合研究学会」が設立される。
これに関して、衆院沖縄2区選出の社民党・照屋寛徳国対委員長が、自身のブログで『沖縄、ついにヤマトから独立へ』という文章を公表した。
照屋は
照屋は本土に沖縄に同情して独立論を言う人がいるけれど、そういう人には「では基地を引き受ける覚悟を持っていますか」と聞きたいという。
俺は、橋下の暴言は本土エリートたちの沖縄を差別していても何の痛痒も感じない気持ちと通底するものがあると思う。
高官や上部の覚えがめでたい軍人は比較的安全な任地を与えられたともいう。
俺は、非常・困難なときこそ、エリートが先憂後楽、自己犠牲の精神で先頭に立つべきだと思う。
そういうエリートが現れて来なければ沖縄は本当に独立してしまうかもしれない。
よしんば懐柔と強権で無理やり押さえつけたとしても、反米・反本土精神の強くなった住民に囲まれている軍隊という存在が役に立つのか。
強い日本を取り戻すアベノミクス、改憲、社会保障の見直し、マイナンバー制、、突っ走る安倍政権。
沖縄にどう向き合うのか。
縦割り・ナルシズムの蛸壺に安住して現状を変更しようとしない官僚エリートは何を考えているのか。
ありゃまあ、橋下ばかりじゃないなあ。
八方破れの隠居の癇癪玉だ.
自民圧勝の改憲潮流の先っぽに乗っかって潮の流れをより激しくする政党。
その党首が、自分じゃうまく言ったつもりの「慰安婦必要論」「沖縄米軍基地現状維持・必要論=風俗をどうぞ」発言、どうあってもこの問題発言を致命的暴言にしなければ、ますます威張り腐って何をするかわからない。
こんなことを言った男をそのまま影響力を保持し続けさせたら、日本の自浄力が疑われる。
石破用語でいう”国益”が損なわれる。
一昨日から、俺が佐藤優の「新・帝国主義の時代」の紹介かたがた指摘してきた「沖縄差別」を問題視する現地の声も報じた。
昨年、橋下が衆院選の前に沖縄を訪問したときに、基地容認派ばかりの集まった集会で、府知事時代に米軍海兵隊の大阪への移設を検討しても良いと言っていたくせに「普天間基地の名護への移設を先行させるべきだ」とか「しっかりコミュニケーションすれば沖縄の人は理解してくれる」などと地元感情を逆なでするようなことを言ったことを沖縄の人たちは忘れていないだろう。
そして、同じく今日、「琉球民族独立総合研究学会」が設立される。
これに関して、衆院沖縄2区選出の社民党・照屋寛徳国対委員長が、自身のブログで『沖縄、ついにヤマトから独立へ』という文章を公表した。
照屋は
明治以来の近現代史の中で、時の政権から沖縄は常に差別され、いまなおウチナーンチュ(沖縄出身者)は日本国民として扱われていないとの認識を表明(産経)、
独立を口にするのは悲しいが、それぐらいの気概は持ちたい。独立論は、国民が国家に大事にされていないことへの異議申し立てだ。と話した(朝日)。
照屋は本土に沖縄に同情して独立論を言う人がいるけれど、そういう人には「では基地を引き受ける覚悟を持っていますか」と聞きたいという。
俺たち=エリートは大きな・大事な・国益に沿ったことをするのだ。今のアメリカでも当時の日本でもエライ人の子弟は徴兵を免れた例が多いという。
そのためには犠牲になる存在は当然必要になる。
そうなった場合は黙って従うのが下々の国民の義務だ。
高官や上部の覚えがめでたい軍人は比較的安全な任地を与えられたともいう。
俺は、非常・困難なときこそ、エリートが先憂後楽、自己犠牲の精神で先頭に立つべきだと思う。
そういうエリートが現れて来なければ沖縄は本当に独立してしまうかもしれない。
よしんば懐柔と強権で無理やり押さえつけたとしても、反米・反本土精神の強くなった住民に囲まれている軍隊という存在が役に立つのか。
強い日本を取り戻すアベノミクス、改憲、社会保障の見直し、マイナンバー制、、突っ走る安倍政権。
沖縄にどう向き合うのか。
縦割り・ナルシズムの蛸壺に安住して現状を変更しようとしない官僚エリートは何を考えているのか。
八方破れの隠居の癇癪玉だ.
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antsuan at 2013-05-15 13:10
大阪の「都」構想と発想は同じですよね。沖縄の人々が望むならば、独立をさせることに反対ではないです。
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saheizi-inokori at 2013-05-15 19:40
antsuan、大阪都とはずいぶん違うでしょう。
日本との訣別でしょうから、基地も追いだすことが基本。
経済的にやって行けるか、アメリカがほっとかないだろうこと、本土の人と結婚している家族の国籍の問題など簡単にはいかないと思います。
日本との訣別でしょうから、基地も追いだすことが基本。
経済的にやって行けるか、アメリカがほっとかないだろうこと、本土の人と結婚している家族の国籍の問題など簡単にはいかないと思います。
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sweetmitsuki at 2013-05-16 06:38
橋下の発言はおぞましいと思いますし、憤りを感じますけど、照屋議員や「新・帝国主義の時代」の著者の意見は一部の左翼勢力の歴史観であって、沖縄の総意だとは到底思えません。
友達に沖縄県出身者がいますけど、その人は古事記なんて読んだこともなければ何が書いてあるかも知りませんし(同世代の日本人のほとんどがそうであるように)内面も外見も、自分たちと違うところがあるとは何も感じません。
たかだか2百数十年の歴史しかないとおっしゃいますけど、それだけの時が立てば7代の子孫が築けます。決して短くはありません。
繰り返しますが、橋下より照屋議員や「新・帝国主義の時代」の著者のほうが何千倍も怖いです。
友達に沖縄県出身者がいますけど、その人は古事記なんて読んだこともなければ何が書いてあるかも知りませんし(同世代の日本人のほとんどがそうであるように)内面も外見も、自分たちと違うところがあるとは何も感じません。
たかだか2百数十年の歴史しかないとおっしゃいますけど、それだけの時が立てば7代の子孫が築けます。決して短くはありません。
繰り返しますが、橋下より照屋議員や「新・帝国主義の時代」の著者のほうが何千倍も怖いです。
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saheizi-inokori at 2013-05-16 07:17
sweetmitsukiさん、佐藤優は左翼ではないでしょう。国家主義者でしょうね。
照屋などの気持ちは記事に書いた通り、あまりにも沖縄を差別したら独立も辞さない、沖縄は琉球民族として生きていく、というようなものではないでしょうか。
本土の人たちが沖縄の歴史もよくみないで同じ大和民族かのように考えているとバルト三国やベラルーシの轍を踏むぞ、というのが佐藤の警告でしょう。
照屋などの気持ちは記事に書いた通り、あまりにも沖縄を差別したら独立も辞さない、沖縄は琉球民族として生きていく、というようなものではないでしょうか。
本土の人たちが沖縄の歴史もよくみないで同じ大和民族かのように考えているとバルト三国やベラルーシの轍を踏むぞ、というのが佐藤の警告でしょう。
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saheizi-inokori at 2013-05-16 07:24
sweetmitsukiさん、追伸、沖縄自民党県連が選挙公約の「普天間県外移設」を高市政調会長からの説得にも関わらず引っ込めませんでした。
さいきんの沖縄の各種”決起集会”には右翼左翼ということでなく沖縄人としての怒りがまとまっていると言います。
もちろんそれがすぐに現実の独立運動につながるかどうか、おっしゃるように日本と共に生きていこうという人も多いしそうしなければ生きていけない人も多いでしょう。
佐藤もなんとか沖縄を日本にとどめたいと思っているようです。
彼の母親は久米島出身なのです。
別に佐藤がどう考えているかはどうでもいいことですが。
さいきんの沖縄の各種”決起集会”には右翼左翼ということでなく沖縄人としての怒りがまとまっていると言います。
もちろんそれがすぐに現実の独立運動につながるかどうか、おっしゃるように日本と共に生きていこうという人も多いしそうしなければ生きていけない人も多いでしょう。
佐藤もなんとか沖縄を日本にとどめたいと思っているようです。
彼の母親は久米島出身なのです。
別に佐藤がどう考えているかはどうでもいいことですが。
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gonzoukun_wahaha at 2013-05-17 23:54
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saheizi-inokori at 2013-05-18 09:07
gonzoukun_wahahaさん、昨日あたりは、とうとう開き直って、自分の言ったことを誤解したメデイアが悪いと言い出しました。
どうやって着地点を見つけようかとあがき、いろんな言い方をするのが弁護士の悪いところそのままです。
どうやって着地点を見つけようかとあがき、いろんな言い方をするのが弁護士の悪いところそのままです。
by saheizi-inokori
| 2013-05-15 12:53
| 責任者を出せ!
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Comments(7)