昨日の雪の意味すること 旧暦感覚を取り戻せ
2013年 01月 15日
昨日の雪について面白い記事を書いている。
明治政府が改暦を急いだ裏事情は官吏の報酬節減にあったという、俺は知らなかったな。
年賀状に「迎春」などと書かれていても旧暦のことを知らないとぴんとこないだろう。
俺は落語が好きな癖に、旧暦とか「いま、なんどきだい?」、丑三つ時のこととか、丑寅の方角などについてなんど聴いたり読んだりしてもこんがらがって頭に定着しない。
だが、正月とか如月、弥生などという言葉にこめられた日本人の感傷を理解するには旧暦感覚が必要な気がする。
毎年暦が変わり、時刻も天文に左右されるような生活。
不便なようで、じつは人間の生理に添ったものだったかもしれない。
「芝浜」のオカミサンも目覚まし時計で熊さんを起こしたら財布を拾うこともなかったのだ。
それはグローバルという虚構に生きるのではなく日本の自然の中に生きるという幸せな生き方だったのかもしれない。
今は喪われた生き方。
七十二候について書かれた本をアマゾンに注文した。
安倍さん、「日本を取り戻せ」「憲法改正」路線で旧暦復活ってのはいかがですか?
今ほとんど旧暦で話す人いないね。
暦と体感季節には温度差があるので旧暦が日本では正しい暦かも。
虚構に生きるのではなく実質に生きている?
そう読んでほしいんですよね。
旧暦は主人が10年近くボート(レガッタちゅうやつ?)をしてたので、潮、月の生き字引です。旧暦の本、引っ張りだしてまた
読んでみよう。
byくろべ〜
3月22日 旧暦3月1日
4月21日 旧暦閏3月1日
と3月が2回ありました。
4月21日を晩春としても,閏3月21日は5月11日ですから晩春とはとても言えません。旧暦のこのズレを二十四節気(太陽の高度で決めます)を重ねることで季節感をあらわしているようです。
鰻を食べる土用の丑の日は、知らない日本人のほうが多いと思いますけど、これは雑節といってほかのアジアの国々にはないみたいです。
他にも、蛸を食べる半夏生、お茶を飲む八十八夜も日本にしかないようでややこしいです。
それで急きょ改暦したというのですね。
いつもgakiさんのブログで旧暦のことを教えていただきながら一向に身につきません。
基本をじっくり覚えないと駄目なのかもしれないです。
なんせ隠居なんですから^^。