ああ、男って哀しいもんだね 遊雀・白酒・ふたり会
2012年 11月 22日
ノーコメント!
暴走老人の記者連中への一喝ではない。
昨日の記事へのコメントゼロ、せっかくクイズまでだしたのに。
正解を書く気にもならない(しょんぼり)。
懲りずに昨夜も落語、湯島天神だ。
上野駅構内。
信州イベント、長野駅ビル「MIDORI」の腕章などしてる人もいたりすると、ついつい知っている人がいないかと探してしまう。
でも考えてみれば俺の知ってる人たち、みんな年寄りばかり、こんなところに来るはずもない。
つやつやしたリンゴ、こないだ食ったリンゴカリントもあったが小さなリュックで来たから諦める。
ピンボケ老人の不忍池。
吉好「珍獣動物園」
なかなかやる。
知っている人に似ていて、それが気になった。
遊雀「湯屋番」
道楽の挙句勘当された若旦那が銭湯の番台で働く。
湯に来た芸者と顔馴染になって、ある日ある時、彼女の家に招じ入れられて、酒呑んで雨が降りだして雷が鳴って蚊帳ンなかで二人で、、あとはナイショ。
妄想だ。
マクラで「妄想がいちばん金も手間もかからず世話がなくていい」と言った、その妄想にふける道楽者。
ああ、男って哀しいもんだね。
受験生たちも妄想にふけるのだろうか。
憧れの東大に入ったら、、なんて。
東大の権威・魅力そのものが妄想なのかもしれないのに。
白酒「錦の袈裟」
妙に現代的な与太郎。
おかみさんに吉原行のオユルシを貰い、錦のフンドシは住職の袈裟を借りて間に合わせろと、口実まで教えて貰う。
錦のフンドシをつけて勢揃い、吉原に登楼して、隣町の連中に差をつけよう、女にもてよう。
ああ、男って哀しいもんだね。
境内の菊人形、武者とか英雄とかいっても、、男って哀しいもんだね。
白酒「短命」
大店の美人の娘に婿入りして、仕事は番頭任せ、日ごと色っぽい妻と差向い、、そうすりゃ命も早や尽きる。
ジンキョ?なんのことか知らないけんども。
来る婿、来る婿、すぐに死んでしまう、短命。
ああ、男って哀しいもんだね。
急な坂が「男坂」、なだらかな坂が「女坂」。
ああ、男って哀しいもんだね。
遊雀「お神酒徳利」
大きな旅籠の大掃除、忙しく働く番頭の善六、ひょいとみると台所の水甕の上に家宝のお神酒徳利がほったらかしになっている。
こりゃ危ないと気を利かせて水甕のなかに沈めて隠したのはいいが、忘れっぽい国から忘れっぽいのを広めに来たような善六、すっかりそれを忘れて、青くなった主人に訊かれても「存じません」。
家に帰って思い出したが、いまさらなんとしよう。
もうだめだ、おっかあ、お前行って、俺の代わりに謝ってくれ、と情けない。
オッカア、そのとき少しも騒がず、「算盤占いと称してパチパチやって”発見”してやれ」と、やり方まで教える。
成功して喜んでいるのも束の間、泊まっていた大阪の鴻池の番頭が、お店の娘の長の患いの治療法を占ってくれと頼みこんでくる。
いよいよ御名御璽、夜逃げかと頭を抱える善六にカミサン、にっこり、「困ったら、人間の手の及ぶところではありませんと逃げればいい。行くだけ行って謝礼をせしめて帰っておいで」
善六、道中の危ない場面(いい噺なんだ)もクリアして、ついには神様さえ味方につけて、山のような謝礼と共に江戸に凱旋。
カミサンが神様の功徳をたたえると、
というわけで、俺もこんなところにわき目もふらず、マッツグ帰りましたとさ。
暴走老人の記者連中への一喝ではない。
昨日の記事へのコメントゼロ、せっかくクイズまでだしたのに。
正解を書く気にもならない(しょんぼり)。
懲りずに昨夜も落語、湯島天神だ。
信州イベント、長野駅ビル「MIDORI」の腕章などしてる人もいたりすると、ついつい知っている人がいないかと探してしまう。
でも考えてみれば俺の知ってる人たち、みんな年寄りばかり、こんなところに来るはずもない。
つやつやしたリンゴ、こないだ食ったリンゴカリントもあったが小さなリュックで来たから諦める。
吉好「珍獣動物園」
なかなかやる。
知っている人に似ていて、それが気になった。
遊雀「湯屋番」
道楽の挙句勘当された若旦那が銭湯の番台で働く。
湯に来た芸者と顔馴染になって、ある日ある時、彼女の家に招じ入れられて、酒呑んで雨が降りだして雷が鳴って蚊帳ンなかで二人で、、あとはナイショ。
妄想だ。
マクラで「妄想がいちばん金も手間もかからず世話がなくていい」と言った、その妄想にふける道楽者。
ああ、男って哀しいもんだね。
憧れの東大に入ったら、、なんて。
東大の権威・魅力そのものが妄想なのかもしれないのに。
白酒「錦の袈裟」
妙に現代的な与太郎。
おかみさんに吉原行のオユルシを貰い、錦のフンドシは住職の袈裟を借りて間に合わせろと、口実まで教えて貰う。
錦のフンドシをつけて勢揃い、吉原に登楼して、隣町の連中に差をつけよう、女にもてよう。
ああ、男って哀しいもんだね。
白酒「短命」
大店の美人の娘に婿入りして、仕事は番頭任せ、日ごと色っぽい妻と差向い、、そうすりゃ命も早や尽きる。
ジンキョ?なんのことか知らないけんども。
来る婿、来る婿、すぐに死んでしまう、短命。
ああ、男って哀しいもんだね。
ああ、男って哀しいもんだね。
遊雀「お神酒徳利」
大きな旅籠の大掃除、忙しく働く番頭の善六、ひょいとみると台所の水甕の上に家宝のお神酒徳利がほったらかしになっている。
こりゃ危ないと気を利かせて水甕のなかに沈めて隠したのはいいが、忘れっぽい国から忘れっぽいのを広めに来たような善六、すっかりそれを忘れて、青くなった主人に訊かれても「存じません」。
家に帰って思い出したが、いまさらなんとしよう。
もうだめだ、おっかあ、お前行って、俺の代わりに謝ってくれ、と情けない。
オッカア、そのとき少しも騒がず、「算盤占いと称してパチパチやって”発見”してやれ」と、やり方まで教える。
成功して喜んでいるのも束の間、泊まっていた大阪の鴻池の番頭が、お店の娘の長の患いの治療法を占ってくれと頼みこんでくる。
いよいよ御名御璽、夜逃げかと頭を抱える善六にカミサン、にっこり、「困ったら、人間の手の及ぶところではありませんと逃げればいい。行くだけ行って謝礼をせしめて帰っておいで」
善六、道中の危ない場面(いい噺なんだ)もクリアして、ついには神様さえ味方につけて、山のような謝礼と共に江戸に凱旋。
カミサンが神様の功徳をたたえると、
なあに、なによりもカカア大明神のおかげだああ、男って楽しいもんだね。
Commented
by
HOOP at 2012-11-22 14:22
提灯ぁやっぱし、「ちょうちん」ですかい?
重なってりゃ「ぢょうちん」ですかい?
「ちょうちん」でよろしけりゃございやすが、、、
重なってりゃ「ぢょうちん」ですかい?
「ちょうちん」でよろしけりゃございやすが、、、
0
Commented
by
saheizi-inokori at 2012-11-22 21:10
HOOPさん、ちょうちんと読まなきゃ正解にならないですもんね。
KJがほんとかなあ。
KJがほんとかなあ。
Commented
by
saheizi-inokori at 2012-11-22 21:12
tona さん、カカアに恵まれて、カカア大明神に任せたら楽しいもんです^^。
Commented
by
saheizi-inokori at 2012-11-22 22:45
ほめ・くさん、ボージカタ?なんだべ^^。
わたしゃ超長命かも。
わたしゃ超長命かも。
Commented
by
kuukau at 2012-11-23 10:04
だって答えがわかんないだもん。
白紙で出しました。。
白紙で出しました。。
Commented
by
saheizi-inokori at 2012-11-23 11:45
kuukauさん、名前を書かないとただの白紙、点をつけようがないなあ^^。
「首提灯」だと思います。
「首提灯」だと思います。
by saheizi-inokori
| 2012-11-22 11:54
| 落語・寄席
|
Trackback
|
Comments(8)