ピンボケ老人、徳島～室戸の旅（２） 室戸岬の海の幸を満喫

どこに泊まったらいいかわからなかったから、ネットで調べて電話してみて、その応対に”心を感じた”ので予約した、室戸岬の民宿「うまめの木」。
その晩飯。
タビエビ（左）とカサガイ、カメノテ。
足袋を履いて、笠をかぶって、手甲をつけて、、お遍路さんの身支度だ。
笠貝をひっくり返す前の写真を撮ればよかった。
タビエビは食べやすいように剥いてくれた。
マンボウの肝とか皮や身のあっさり煮付け。
ひとつ肝を食ってしまってから写真を撮った。

写真を撮り忘れたのが刺身。
カンパチ、クロムツ、ウメイロ、アカムロアジ。
その日、漁がなければ特別料理は出せないというだけあって新鮮が命。
キンキ。
サエズリ。鯨のベロ。
しっかり脂がのっている。

やはり写真を撮り忘れたが、絶品だったのがヒラソーダのタタキをニンニク味でマリネした小鉢。
地元の名酒「桂川」にぴったり。
アシタバ、プクプクのすり身、クロムツハランボの天ぷら。
さっぱり揚がって好い。

干しキビナゴのオロシ添え。

ウマイ、うまいと食い、飲んでいたら、
アワビのバタ炒め。
深層海洋水で養殖して二年もの。
トコブシの大きなものくらいなサイズだが、柔らかくてイケる。
深層水で育ったワカメを食って育ったという。

若奥さんが愛想よく説明してくれて、腹いっぱいの満足。
三部屋だけの民宿、家族連れが和室に座ったので、俺は隣接する喫茶店で。
窓から海が見える（昼なら）席で強くなる風の音が俺には素敵なＢＧＭだった。
これに朝ご飯（和洋選択）がついて宿泊代込みで１万円也。
特別料理を頼まなければ６８００円だという。

電話で聞き取った”心の応対”は現実だった。