生きることは楽しいのだ! ハバナの魅力 映画「セブン・デイズ・イン・ハバナ」



「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」という映画をみてキューバに行こうと思った。
思っただけで実行しないのが本品の特徴。
その情けなさをいくらかでも埋めてくれる映画が「セブンデイズ・イン・ハバナ」。

7人の監督が月曜日から日曜日までハバナを舞台に日ごとの短編を創った。
それぞれは関連がないけれどいずれも主人公はハバナ。
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素晴らしい声のセクシーな歌手はスペインに来ないかと誘われ野球選手の恋人と別れようかと思うし、若者たちのダンスはセクシーで隠居だって興奮しちゃうし、呪術が生きていて、指導者が帝国主義を罵倒する傍ら人々は恋に遊びに夢中だし、卵の増産がトップニュースになるし、アル中の映画監督がセルビアからやってくるし、その監督は俺も見た「黒猫・白猫」のエミール・クストリッツァ本人が本人役を演じて運転手のトランペットにすっかりはまってしまうし、精神科医でテレビに出ては「ストレスはよくない」なんてしゃべるお母さんは内職のケーキ作りがうまくいかないし旦那が酒をやめないからストレスだらけだし、それでも旦那と愛し合っているし、、。
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何といっても日曜日・「泉」が楽しい。
マルタオバサンが朝の6時に大声でおんぼろアパートの住人全員集合。
夢枕にマリアが立って「この部屋に泉をこしらえてそこにマリアを祀って、川の女神オチュンのために今までやったことがないようなパーテイをやりなさい」、だからみんなでやりなさい。
エ?今日?そう今日の内。
壁を壊して部屋を広くして、金がない、そんなら煉瓦やペンキは工事現場からもらってきて(マルタが言ってんだから、オチュンのためなんだから)、でもせっかく作った池が防水になっていない!いいこと思いついた、ビニールを敷こう、断水?じゃあ海の水を汲んできて、ついでに魚を釣ってきて放して、、とうとう賑やかなパーテイ。



やっぱりキューバさ、行きたくなった!
酒が強くないと駄目だから俺は無理だけど。
Commented by ginsuisen at 2012-08-13 18:51 x
あれ、これ、もう始まってましたか。見にいくつもりですー。
デルトロも参加してますよね、確か。
Commented by saheizi-inokori at 2012-08-13 20:56
ginsuisen さん、月曜日の監督がデルトロのようです。
しゃれたコントのような映画です。
Commented by 旭のキューです。 at 2012-08-14 09:53 x
アメリカの喉ぼとけと言われた、社会主義国ですよね。怖いイメージがあります。
Commented by saheizi-inokori at 2012-08-14 09:59
旭のキューです。 さん、アメリカの方がよほど怖いですよ。
近ければ行ってます。
Commented by kuukau at 2012-08-14 10:25
卵の増産がトップニュースっていいわぁ。
庶民の暮らしは政治とは無縁のところにあると。
Commented by saheizi-inokori at 2012-08-14 11:01
kuukauさん、貧しいってことでもあるんですがね、たくましいですよハバナの人たち^^。
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by saheizi-inokori | 2012-08-13 11:23 | 映画 | Trackback | Comments(6)

ホン、よしなしごと、食べ物、散歩・・


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