松江城、佐太神社、美保関灯台、揖屋神社から皆生の寿司屋 山陰レンタカー一人旅(2)
2012年 07月 15日
朝飯だけは許せる。好きなものだけ取るバイキングがいい。
豪雨も心配したのに晴れた宍道湖を見下ろしながら、シジミの炊き込みご飯、おかゆ(あんかけに興味あり)、出雲そば、などと少しづついただく。
「いらっしゃいませ」「暑いですねえ」「暑いですが~」、ちょっとした会話に土地の手触りがある。
現存する城では3番目の高さという、6層の急な階段を上っていくと、ふくらはぎが突っ張り着かえたばかりのシャツがぐっしょり。
天守閣を降りてダラダラと歩くと日影があって気持ちがいい。
右側はお堀でアオサギ、白鳥が遊び、花が咲き、なんとも言えないいい感じ。
小泉八雲記念館。
原稿を書いた机、キセルを喫った黄八丈の小さな座布団、トランク、、愛妻・セツのことを書いた子や孫の文章、セツの姿見、草稿の裏に書いた家計簿、、日本婦人の礼儀作法の優美なること、この先何十万年も再び現れることなかるべしという八雲の言葉、女中を呼ぶときに使った江ノ島で買ったほら貝、、たしかにあったけれど今は失われた日本の面影。
船頭の案内も面白く乗ってよかった。
そんなわけで二日目の午前中は松江城で過ごし、車で佐太神社へ。
出雲國風土記に「カンナビヤマの麓に座す」佐太大神社(さだおおかみのやしろ)或いは佐太御子社(さだみこのやしろ)と見え、延喜式(えんぎしき)には出雲國二ノ宮と称され、出雲國三大社の一つ、ということだ。
時間は既に2時を回っているのに昼飯を食いそびれていたので、車を停めた時に誘導してくれた土産物屋でイカ焼きを食う。
話好きなおばさんが飛行機が嫌いだからバスで東京に行く話とかいろいろ喋ってくれるのに相槌を打ちながら、あまりうまくないイカ焼きを食う。
権力の不透明性は今に始まったことじゃない。
じりじり暑い日差しを窓越しに感じながら境港の魚センターを見て、大根島経由(水木しげるロードは通らずに)で揖屋神社に。
宿の人に電話して人間ナビで宿に。
私鉄総連総会があるらしく、議長などが分宿している。
皆生は半世紀も前に上司のお供で来たことがある。
上司は翌日ゴルフ、俺は鳥取砂丘などに案内して貰った。
そのとき酔っぱらって民謡をがなった旅館がどこだったかはすっかり忘れた。
思い出とはずいぶん違う白けた温泉街になっていた。
宿で教わった寿司屋は妙なクラブが並んでいて怖いお兄さんが客引きをしている一角、恐る恐る入ってみるとこれが正解。
昨日も今日も13000歩也。
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c-khan7 at 2012-07-15 23:12
舟の船頭さんは「徳さん」じゃなかったですか?
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蛸
at 2012-07-15 23:36
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本当に生きたくなるじゃないか、罪なんだから、もぉ.......、
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marsha
at 2012-07-16 05:47
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もう鮎を召し上がったのですか。羨ましいです。 鮎程好きな魚はありません。 塩焼きと鮎雑炊が何より好きです。 鮎のちょっぴり苦い鮎腸も美味しいですねー。 鮎の塩焼きなら十匹くらい平気で食べちゃいます。 昔は母に豪勢に食べさせて貰いましたが。自分ではなかなかそんなには食べられません。 今は天然お鮎なんて殆ど手に入りませんし。 四国の四万十川の鮎を時々取り寄せることがあります。 七厘に炭を起こし、盛大に煙を上げて焼きます。 串を打って化粧塩をあてて汗びっしょりになりながら焼きます。 夫は全く鮎に興味を示しませんでしたから、もっぱら私めが食すのでした。 鮎を焼く時にはクサヤも序でに焼きます。あれも好きなんですよ。その為に物置に炭と七輪を三つ置いております。
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marsha
at 2012-07-16 06:33
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先達て稚鮎を沢山手に入れましたので、それは煮ました。
五十匹くらい、山椒の実を入れてみりん、酒、醤油、ザラメで勿論骨まで柔らかく、形を崩さないように、煮ます。 ご近所のMちゃんが匂いを嗅ぎ付けてやって来たので、半分差し上げたら、瞬く間になくなってしまいました。もう一度煮たいと思い、魚屋を覗くのですが、稚鮎はありません。 3匹程半膳の白いご飯に載せて、熱いお茶を注いでお茶漬けも美味しい!
五十匹くらい、山椒の実を入れてみりん、酒、醤油、ザラメで勿論骨まで柔らかく、形を崩さないように、煮ます。 ご近所のMちゃんが匂いを嗅ぎ付けてやって来たので、半分差し上げたら、瞬く間になくなってしまいました。もう一度煮たいと思い、魚屋を覗くのですが、稚鮎はありません。 3匹程半膳の白いご飯に載せて、熱いお茶を注いでお茶漬けも美味しい!
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saheizi-inokori at 2012-07-16 09:28
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saheizi-inokori at 2012-07-16 09:29
蛸さん、日本も捨てたもんじゃないでしょう^^。
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saheizi-inokori at 2012-07-16 09:39
marsha さん、名古屋勤務の昔、美濃の奥で鮎をたらふく食べたこと、鬼怒川のほとりで、蚊を叩きながらむしゃぶりついた鮎、秩父で食べたセゴシ、、鮎の思い出は尽きません。
稚鮎をカラッと揚げるのもいけますね。
クサヤも好きですが、あの匂いは鮎の香りを消してしまいませんか?
ああ、こうして書いていると又鮎の里を訪ねたくなります。
稚鮎をカラッと揚げるのもいけますね。
クサヤも好きですが、あの匂いは鮎の香りを消してしまいませんか?
ああ、こうして書いていると又鮎の里を訪ねたくなります。
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saheizi-inokori at 2012-07-16 12:32
あれ、みいさん、お帰りですか!さっそくお邪魔します。
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創塁パパ
at 2012-07-22 06:37
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「お魚」の新鮮さが、写真に表れてうらやましい(笑)船頭は「徳」さんではなかったですね(笑)
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saheizi-inokori at 2012-07-22 09:42
創塁パパ さん、徳さんの子孫かもしれません^^。
いい喉でしたよ。
いい喉でしたよ。
by saheizi-inokori
| 2012-07-15 22:11
| こんなところがあったよ
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Comments(11)