万国共通、シーベルト星人たちの反撃話法 「世界を騙しつづける科学者たち」
2012年 07月 07日
委員の一人である田中三彦は去年の4月頃から地震によって原子炉の重要機器が損傷している可能性が高いことを指摘していた。 「フクシマ、第三者による徹底的検証を 地震で壊れた原子炉 田中三彦論文(世界5月号)」
↑の記事にも書いたように、想定外な津波以前に地震で原子炉が壊れたとなるとムラの人たちには深刻な事実だ。
今まで田中らが老朽原発の施設の危険性を再三指摘してきたことが裏付けられる。
”想定外”とは原発建設が不可能になる”想定” 田中三彦「原発はなぜ危険か」(1)
チェルノブイリに学ばなかったこと 田中三彦「原発はなぜ危険か」(2)
フクシマの犯人は原子力ムラだ 田中三彦「原発はなぜ危険か」(3)
この件について昨日の産経が「地震動で機器損傷 識者の意見分かれる」という小さな記事を載せている。
国会事故調と同じ見解は民間事故調の北沢委員長。
疑問視するのが、奈良林直・北大教授と宮崎慶次・大阪大学名誉教授のふたり。
1対2、その代り?北沢の見解の方を先に取り上げ字数も多い、微妙な”バランス”の取り方だ。
そして宮崎の言葉は「報告書も断定はしてない。別の原因も考えられ断定はできない。今後の調査を待ちたい」。
思わず吹き出してしまった。
下巻では「タバコの二次喫煙の害」「地球温暖化と人間活動の関係」「DDTの環境に与える影響」などについて、自由主義経済を信奉するオールド科学者(冷戦時代の栄光・人脈をもとでに政府・学会・研究所などの要職を渡り歩いてはいる。「私の履歴書」的肩書は立派で一般国民の目くらましには十分だが、今やなんの研究活動もしていない)が、強欲な関係企業の資金を元手に、常にワンパターンの反撃を行う。
その言い方が宮崎センセとそっくりなのだ。
いわく、「それがすべてとは言い切れない」、たとえばタバコの煙、二酸化炭素、フロンガス、、
いわく、「ほかの原因も考えられる」、たとえば酒、不摂生、遺伝、太陽の活動、自然な気候変動、、
そして、「一足飛びに結論を出さずに(脱原発、廃炉、禁煙、排出規制、使用禁止、、)、じっくり研究調査を続けよう」。
老朽原発のすべてを止めなければならないような、いままでの体制・システムにとってまことに不都合な真実には、とりあえず反対の見解・異説(まともな学者は相手にしないようなものでも、またはでっち上げてでも)があることを訴え、国民の多く(難しいことは分からんもんね)に一抹の疑念を植え付け、禁止・廃止することによるコストや不便をオーバーに繰り返し、実行をひきのばす。
その間になにか別の事件が起きて人々の関心が薄れるかもしれないし、最悪の場合の抜け道を用意することも出来るから。
メデイアも”公平”を装って無意味な異論を垂れ流す。
シーベルト星人=新自由主義者に共通の戦術だ。
技術の進歩はすべてを解決する。
規制をなくし市場の競争にゆだねておけばすべては解決する。
これが彼らの信念だ。
「原発はなぜ危険か」のなかで田中は言う。
「廃棄物処理(あるいは核燃料サイクル)」、「廃炉技術」、そして「クライシス・マネージメント(大規模事故時の対応)」。この三つに対する明確な展望をもたぬまま、日本の原発はスタートした。はじめ、遠方から眺めるかぎり、この三つはけっして迷路ではなく、技術的に克服可能な障害物であるようにも見えた。もうそろそろ素直に自分たちの見通しが間違っていたことを認めるべきではないか、勲章をぶら下げた、または勲章待ちの列にいる科学者たちよ。
デフレに消費税を上げるべきではない。
事業者は価格転嫁できない。
消費税ばかりかすでにかなりの実質増税がおこなわれてきた。
、、、。
遅すぎる!どうしてもっと早くNHK特集でもやらなかったか。
連日でもやるべき事柄だった。
リンク頂きました。
いや、今だから、政治家の方達のそのスキップをお邪魔することなく、話せます
つまり、単なるパフォーマンス(私の局は流してます)なんじゃないの?
笑います
社会を中立な立場で見つめ、自分の見解、嗜好を混ぜることなく、
ただ真実を報道するべきジャーナリストたちが、自分らの保身と欲のために、権力におもねり、真実を捏造、隠ぺいし始めた時から、もう地上波でのニュースなどという物は、 鼻から信用できないと思っています
科学者、医師と名乗る人々しかり...
未来のことはどうでもいいのでしょう。
生き方を厳しく変えるってのはいうべくしてなかなか難しい?