傘がなくとも土砂降りでも 行かなくちゃ 窪 美澄「ふがいない僕は空を見た」
2012年 03月 25日
裏表紙に帯を切って貼る、本の好きな係の人がやったのだろう。
作家たちの評言の検証。
浅田さん、たしかに”おじいさん”が読んでも面白かった。
北村さん、人間像はクリア、立派過ぎる子もいたけど。
小池さん、北村さんの言う人間像の明確化が視点の書き分けにも結実したんでしょうね。
ハードボイルド感覚もあった。
重松さん、始めのうちセックス描写が頻出するので、ちょっと間違ったかなと思ったけれど、不思議にエロじゃなかった。
なるほど今の子たちってスポーツするようにセックスもするのか。
いや、違うか、やっぱり重さを感じているから、登場人物たちは苦しむのか。
俺などはずっとセックスを語ること自体に後ろめたいような気分があったのに、今はそうではないようだ。
ではコスプレとか同性愛などはどうなんだろう。
篠田さん唯川さん、たしかに巧いネ、一気読み。
山本さん、お産というものの精神的・物理的な痛み、親を選べないという宿命を背負う痛み、本能に振り回されるという痛み、愚かなことをしてしまう痛み、、ああ、しんど!
今じゃ放射能とも戦わなきゃならない。
角田さん、>ときに愚かな生というものを、全身全霊で讃美している。
うまいこと言うなあ、さすがァ!
いろいろあるけれど、行かなくっちゃ!がんばれ若者、傘なんていらないさ。
新潮社
今や陽水は中年老年の星です^^。
いいなあ、図書館
毎回思います
まあ、でも、うちの近所に図書館なんてあったら
毎日何もしないで、本ばかり読みふけりそうだから
それはそれで怖いけど ははは
傘ねえ
雨の気配があるからと
一日中傘を持って歩きまわるのが、なにより嫌いなんで
ビニール傘が溜まります 苦笑
優しい作風だったような気がします。
本を読むのが遅いので・・・あまり本を読まない私ですが、重松さんの小説は1冊だけ読んだことがあります^^
とある東京の学校に通っていた時に紹介されて読んだのですが、私にしては珍しくあっという間に読みきったことを思い出しました。
「きよしこ」という小説なのです。
私は吃音ではないものの、幼い頃このような思いをしたことを思い出します。
本棚からひっぱりだしてきて久しぶりに読んでみようかな?と思いました。
バスや電車の中で読んだらよいませんか???
saheiziさんは本当読書家ですね^^
まるでWEBの進化みたいでついていけないよ〜
私やっと先月森鴎外の「雁」を読み返した所です。
いまでも、ああだこうだ、ああなったらこうなる?あれは何の象徴だった?とお話のことをぐじぐじ考えて、、ばかみたいよ。
その点、歌はいいよね〜さらっと何ども聞き流せて。深いことを唄っているのに、、陽水の歌なんか特に ^^/
いくら早く読んでもすぐ忘れるからなあ^^。
それでブログに書いてるんです^^。