大阪ミーハーの旅 （１） 通天閣ジャンジャン横丁から心斎橋、道頓堀へ

八木荘司「大和燃ゆ」（上下）、「遥かなる大和」「青雲の大和」は飛鳥時代、大化の改新の時代を題材にした歴史ロマンだった。
吉川真司「飛鳥の都」は学問的歴史書。
そのなかで孝徳天皇が造営した難波宮に行きたかった。
（難波宮時代の美人）

ＮＨＫの昼番組を見ていたら生野コリアンタウンが楽しそうだった。
もう海外などは経済的・体力的・やや精神的に行けそうもないので大阪に一泊でもいいから行ってこようと思った。
ＮＨＫ番組ではコリアンタウンでワイワイやっているのが楽しそうだったからカミサン孝行も兼ねてカミサンと昔からの女友達に声をかけたらＨさんが二つ返事で参加してくれた。

二日間、いい天気に恵まれて少し年取ったミーハー旅行の写真集です。
題して大阪の顔。
通天閣、ジャンジャン横丁、坂田三吉たち。
通天閣。芝居のかき割りみたいや。



通天閣もジャンジャン横丁も映画や小説では知っていたが実地に来たのは初めて。
いやはや圧倒されてちょいと哀愁も感じましたぜ。
船場センタービル。
高架下に衣料卸売りの店が延々と続く。
心斎橋、安売りの店が並ぶ。
銀座と原宿と御徒町と渋谷がミックスしたような商店街だ。心斎橋・大丸の向かい側にある。
道頓堀は若い人が多かった。

これでもかこれでもか！

こんなセンサイなのもないわけじゃない。


晩飯はブログ仲間、落語仲間のＹさんご推奨の「年々歳々」@道頓堀。

シャレ（ダがつく）の得意な大将が初めて来た店でないような気持ちにさせてくれる。
ましてや途中から京都出張中のＹさんがわざわざ合流されたから盛り上がってずいぶんいただきました。
普通の居酒屋のメニューもいろいろ工夫が加えてあり料理屋のように小粋な料理もあって楽しい。
というわけでお腹も心も一杯になって一日目を終えたのであります。
宿は一泊３０００円、ベッドと小さな机、テレビに狭いバストイレ。
なあに、心満たされて横になれば御殿も何も変わらない、あっというまに夢の世界へ直行だった。