柿が届いた ”日本の柿”だ

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今朝、柿が届いた。山梨の哲也さんが始めてつくった柿だ。富有柿。
柿をみていると今までの人生が現前する。

渋柿を食べたあの口中の苦さは
疑うことを知らない幸せな時代に早くも忍び寄る苦さだったのか。
軒にぶら下がる干し柿。積もった雪が朝日にキラキラひかる屋根をバックに
ひたすらぶら下がって甘さを蓄えていた。

運動会、遠足、明治キャラメルと共に蜜柑と柿は常備軍。

石油ストーブをたいて炬燵に入り完熟した柿をスプーンで。
こんなにもうまいものを!しかし既に子どもたちはケーキの方がいいという正月休み。

会津身しらず柿、岐阜で御所柿・・仕事で点々とするたびに別れた仲間が送ってくれた土地の柿・・その優しさに背中を押されて肩肘つっぱらかしてやってきたんだ。
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柿とつきものは焚き火だ。
ああ、足踏みしながら焚き火にあたり、家で待っている夕ご飯のことを思っていた。
結局、そういうことなのか がんばってがんばって 結局 あの焚き火をもう一度 
そういうことなのか。


Commented by takibi-library at 2005-10-31 22:43
コメントありがとうございました。図書室たき火です。
私の実家にある柿の木は次郎柿です。ちょっと四角っぽい形の実がなります。「柿8年」と言われるより長く、実がなるまで時間がかかりましたが、その頃から落ち葉だけは一人前でした。たき火、しましたよ。
最近はなかなかたき火をする機会がなくて、さびしいかぎりです。
Commented by saheizi-inokori at 2005-11-01 09:35
気持ちの焚き火ですね。図書室は。
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by saheizi-inokori | 2005-10-30 10:15 | よしなしごと | Trackback | Comments(2)

ホン、よしなしごと、食べ物、散歩・・


by saheizi-inokori
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