心の不思議な働き 金子みすゞ 漱石 ジョブズ
2005年 10月 24日
金子みすゞの詩
このふたつの文章はどこか同じことを言っているような気がする。「心」に関することだ。科学で捕らえることのできない「心」の働きのことを言っているのだ。
ところで20日にお約束のジョブズの講演の全文です。これも心の働きを語っている。同じことを経験しても心がそれをどう捕らえるかによって”リアル”自体が変わってしまう。
http://blog.livedoor.jp/tomsatotechnology/archives/50067272.html
蜂と神さま漱石の「三四郎」の冒頭、三四郎と”偉大なる暗闇”、広田先生との車中での会話
蜂はお花のなかに、
お花はお庭のなかに、
お庭は土塀のなかに、
土塀は町のなかに、
町は日本のなかに、
日本は世界のなかに、
世界は神さまのなかに。
そうして、そうして、神さまは、
小ちゃな蜂のなかに。
すると男(広田先生)が、こう言った。「熊本より東京は広い。東京より日本は広い。日本より・・・」でちょっと切ったが、三四郎の顔を見ると耳を傾けている。「日本より頭の中のほうが広いでしょう」と言った。
このふたつの文章はどこか同じことを言っているような気がする。「心」に関することだ。科学で捕らえることのできない「心」の働きのことを言っているのだ。
ところで20日にお約束のジョブズの講演の全文です。これも心の働きを語っている。同じことを経験しても心がそれをどう捕らえるかによって”リアル”自体が変わってしまう。
http://blog.livedoor.jp/tomsatotechnology/archives/50067272.html
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みい
at 2005-10-26 10:24
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心の働き・・・・・ちょっと考えてみました。
「私の心は小さいかもしれない、けれど感性というものが豊かであれば、容量は無限大」
「私の心は小さいかもしれない、けれど感性というものが豊かであれば、容量は無限大」
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saheizi-inokori at 2005-10-26 13:00
お母さんの心は小さい。なぜなら子供のことでいっぱいになってしまう。子供の心は大きい。お母さんのことだけでは一杯にならないから。そんな意味の詩がありましたね。
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pompu
at 2005-10-27 10:14
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いいですねえ。心の動きと無限の可能性。だから素敵に使いたい・・・と心がけたい。
金子みすゞさんの詩は、いつも何か忘れかけている大事な心を呼び覚まします。
昨日、週間朝日を何気なく買ったところ、動物の幸せそうな写真がいくつか載っていまして、ホンワカしてしまいました。
金子みすゞさんの詩は、いつも何か忘れかけている大事な心を呼び覚まします。
昨日、週間朝日を何気なく買ったところ、動物の幸せそうな写真がいくつか載っていまして、ホンワカしてしまいました。
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Kong
at 2005-10-30 11:51
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こんにちは。以前、お仕事でご一緒したことのあるものです。
ジョブスのスピーチ、読むことができてよかったです。時々、自分のなかに「つまらない人生ね」と語りかけてくる自分がいます。いまのままは楽だし、別のところで、ストレス発散はできるけど、「つまらないことは、捨てよう。無意味なことは、やめよう。」と思いました。
ジョブスのスピーチ、読むことができてよかったです。時々、自分のなかに「つまらない人生ね」と語りかけてくる自分がいます。いまのままは楽だし、別のところで、ストレス発散はできるけど、「つまらないことは、捨てよう。無意味なことは、やめよう。」と思いました。
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saheizi-inokori at 2005-10-30 12:22
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saheizi-inokori at 2005-10-31 08:13
kongさん、楽かどうか、それはやっている仕事が自分に向いているかどうかということもあるけれど、その仕事(家事であっても)に対する自分の気持ちの持ち方でもあるんだと思う。当たり前かもしれないけれど。
by saheizi-inokori
| 2005-10-24 23:19
| よしなしごと
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