”おしゃれ”な伝説の９８歳灘校教師

元気のある朝はテレビの前でボールに乗ったり寝転がったりしてストレッチをやる。
「ゆるゆる体操」「気功」など昔自己流でやったものの中から一つか二つ、テレビで見て楽そうだから「３・３・４」で息を吸って吐くやつなど。
以前は３０分くらいだったけれど夢中になりすぎて怪我をして、先生に気持ちが良いくらいのところでやめなさいと言われたので、今はせいぜい１５分前後、もっとやりたいけれどやめる。
一定のメドが立たなくてもやめる。
（ｋａｏｒｉさんやｈａｎａｒｅｎｇｅさんのブログで菩提樹について盛り上がっていたら、菩提樹のお茶を頂いた。シンクロニシテイ！）

今朝は４チャンで内部被曝の恐ろしさを菅谷・松本市長や肥田さんが語り、爆発当時も今も正しい情報を隠し続ける政府の非人間性・犯罪性を指摘するのを聴く。
そして特例公債法案が成立もせず本格的な財源議論もないために二次補正では大した手が打てないことをコメンテーターたちが嘆いているのを聴く。
ったく再生エネルギーもないもんだ。
それにしても当初の枝野「ただちには健康に」発言とか、原子力ムラの”専門家”たちはすっかり影を潜めてしまったなあ。

救いはその後「伝説の９８歳灘校教師・橋本武」の話。
三年間、「銀の匙」一冊だけを教材にして徹底的に読みこむ講義で生徒たちに「自分で考える喜び」を教えたという。
２７年ぶりに灘中の生徒に講義をする矍鑠とした姿。
ダンデイだ、芸術家のようなシャツがぴったり。
生まれ変わったら？と訊かれ「やはり灘校の教師になって”銀の匙”を教えたい」ときらっと光る眼差し。

今日から「東京新聞」を取った。
朝日と産経に加えて三紙。
見事なまでに中身も違う。
朝日は菅政権成立の黒幕と言われるだけに、この間まで菅の徹底応援団だったが不信任案決議後、一転厳しく退陣勧告の尖峰となった感がある。
産経は逆に一貫した徹底的反菅路線、菅の統治が不在・有害であることを毎朝具体的に報じてくれる。

東京は原発の真実を徹底追及しているようだ。
今朝の一面「燃料損傷程度　東電震災３日後に報告　国、３週間公表せず」、二面では３月１７日に３号機使用済み燃料プールから白煙が上がり、一刻も早い水の注入が必要だったにもかかわらず、既に準備が進んでいた警視庁の放水車より自衛隊ヘリによる水の投下を優先させたこと、ヘリによる投下の効果は少ないと見られていたが、当日菅首相とオバマ大統領の電話会談が予定されていたので、テレビ中継を通じ、日本が真剣に取り組んでいる姿をアピールする狙いがあった（政府関係者）ことが報じられている。

社会の動きだけは「銀の匙」一冊だけというわけにはいかない。
新聞、書物、ＵＳＴ、ビデオニュース、ブログ、テレビ、、できるだけいろいろな立場からの情報を集めないと本当のことが分からない。
情報だけ集めても、本当のことを見抜く力がないと、意味がない。
おしゃれな橋本先生の偉大さを感じる。