福島原発一歩前進か？

福島原発、テレビを見ている限りではようやく一筋の燭光が見えてきたようだ。
アメリカでもそんな発言がなされたようだ。

しかし、俺は安心しない。
たとえば「かけ算の出来ない東大教授」という、この記事を読んでみるといい。
さっきまで見ていたテレビでも東工大の先生が３０キロ圏外で放射線の大きな数値が出たことの説明を求められて「それは放射性物質が風向きなどで遠くに飛ばされたから」と言ったのは正直なのだが、そうすると今の３０キロ制限の妥当性につきあたるものだから後はモゴモゴになってしまった。
土壌に落ちた放射線物質の安全性についてもモゴモゴだった。

テレビ解説者も含めて、皆がためにするような大本営発表的解説をしている限りは胡散臭いのだ。

幸せにも福島原発そのものが収束したとしてもその間の放射性物質の発散についてはいい加減な話を信じてはならないと思う。
たとえパニックになろうとも将来の生命を損なうことは最小にしなければならないと思う。