ＵＳＢを持って漫喫に行こう！ 裸の王様がしろしめす この素晴らしき世界！

不謹慎の謗りをまぬかれないかもしれないが、なんだか愉快だ、落語的に滑稽だ。
なにがって、決まってるじゃないですか、あの海保君の一件。

なんか「裸の王様」みたいだ。
前からみたらガチガチの鎧で身を固めているのに後ろに回るとスッポンポン。
痩せても枯れても国民の代表に見せるの見せないの、あげくにケチケチもったいぶって限られた議員だけに秘密映写会かなんかやって、それも６分だけ。
「いろいろの配慮」があって全面公開には応じられないとゴロツキ官房長官が言ったけど４４分のどこにそんな映像があるの？（全面公開をしない、という密約でもしてるのか）

仮定の議論だけどあの時近くを航行する日本漁船があって一部始終を録画していたら”読者の報道写真大賞”ものだよ、配慮も機密もあったものじゃないだろうに。
外国船だったらなおのこと。

国民に対する情報はお上と結託した記者クラブ所属のマスメデイアが一手独占配給という情報管理システムが決壊しつつあることがいよいよはっきりした。
大本営発表の悪夢よさらば！

公益通報者保護法なんてものを作ってみても実際の話、明日の我が身を考えると物いえば唇寒しの働き人諸君！
今こそ海保君ニュースに注目せよ！
そしてＵＳＢを持って漫画喫茶に行こう。
誰が投稿したかは分からない仕組みを毎日詳しく教えているぞ。

新聞社やテレビ局なんて当てにならないものを頼りにしなくても君のワンクリックで世界に悪を告発出来るなんて。
素晴らしき世界、これが愉快でなくてどうする。

蛇足。
市民有志があの大阪地検・前田検事を「特別公務員職権濫用罪」で告発したことを最高検は発表もしないしメデイアも黙殺している。
このことについて「誰も通らない裏道」または「昨日の最高検察庁記者会見について」をクリックしてください。
権力とメデイアの癒着、情報管理の実態を示す最近の好例です。

蛇足の蛇足。
この記事は公務員の守秘義務を否定する趣旨ではありません、念のため。