盗み聞きの楽しさ 世は音に満ちている
2005年 10月 03日
歩いているときに耳を澄ます。
実に多くの音が聞こえてくる。鳥の声や川の流れる音・・自然の音も面白いが人の出す音が楽しい。
「オハヨウ!」店の前に立っているおばあさんと通学の小学生の挨拶。自転車のギイギイいう音。どこかからなんか怒鳴っている声や笑い声も聞こえてくる。ガチャン!なんだろう?
お店で隣にいる人の話し声が耳に入ってくる。今日、昼飯を食いながら聞いた会話。店の女将と女性の一人客。店のスタッフを募集・採用して教育する大変さをいろいろ語り合い。
女将「電気ポットを洗剤で洗っちゃう子もいるのよ」
客「自分のうちでもそうしていたのかなあ。それとも電気ポットないうちなのかなあ」
女将「お蕎麦屋さんの子なのね。だからうんと小さい頃からお店に出たりしてお客さんには慣れているのよ」
客「あら」
女将「だから、うちでもたまに夜手伝ってもらったのね」
客「へえ」
女将「そうするとミスも多いの」
客「あらあら」
女将「でもね、そういうときに何でもいいからニッコリ笑って謝りなさいって」
客「えっつ」
女将「そうするとね、とてもいい顔で笑うもんだからお客さん喜んで、いい子だって」
客「ふーん」
その子に会いたくなりましたよ。
ランタナ、みっけ!