隠居してよかったなあ
2010年 01月 23日
調べてみたら、いつもの病院に近い警察署でもできる。
ヨーシ定期診断の前に行ってやろう。

近いけれど歩くと30分、膝さえ痛くなければ絶好の散歩チャンスだがバスにする。
タクシー代は節約(俺はバスに半額で乗れる身障者だ)。
ところが直通がないので三本乗り継いだ。
その結果、↑の看板、午前中の受付11時30分に3分遅れ。
病院予約は1時半、出直しだ。

以前より何かと時間がかかるから慌てて転んだりしては大変、「落ち着いていれば一人前」と「粗忽の釘」のお前さんになったつもりで、自分なりに調べたりして間違いや無駄のないようにと計画的な行動を心がけてはいる。
無駄があるってことは事故のチャンスも増える、我が経営学でもあったし。
だがしかし、なぜか計画通りに物事が運ばない。
バスから電車への乗り換え時間見積もりが過少だったり、乗り換え駅の階段のことを手回し良く考えてホームの先頭までえっちらおっちら歩いて、やれウレシや間に合ったと思ったら、反対方向から電車が進入してくる。
やれやれ地下三階に降りなきゃいけないのに二階だった。
もう一度えっちらおっちらホームを歩いて階段を降りると電車が行ったばかり。
早めに家を出たら妙に背が高くなった感じ、メガネを忘れたのだ。
下駄と草履を片足づつ履いてびっこになったとあわてる「堀之内」のお前さんを思い出す。
お上さんにそう言われて脱いでみたがますますおかしい、それもそのはず草履脱いでた。
年を取るってことはこういうことなんだな。

俺よりもずっと年上の人が大きな会社の社長になったりする。
ご立派な見識・経験をお持ちとは思うが、加齢の影響ってないのだろうか。
ここで噺はとても汚い方面に脱線するから読みたい人だけ↓をクリックしてください。
秘書や部下が十重二十重にまわりを囲んで細々したことはやらなくても済むし、移動は秘書が付いて車でするから免許証更新にバスを乗り換える必要はないから、俺がやるようなミスを犯すチャンスは少ないだろう。
でも表には出なくとも、俺がするような判断ミス、気配りの不足などは避けられないのではないか。
カリスマ的に偉い人に対して周りの人はレベルが違うからミスに気がつかないかもしれないし、気がついても畏れ多くて指摘できない。
だけどそれが通ってしまうことは、もう彼は昔の彼にあらず、ということだろう。
経営トップには、“神は細部に宿る”、の細部を敏感に見極めて遅疑逡巡することなく電光石火、絶妙の指示を下してお客様第一=現場第一の理念を遺漏なく実現しつづけることが求められる。
さあ、おじいちゃんにそれができるのか?
ラジオを聴いていたら以前の人にしゃべり方は似ているけれど声とスピードが違う。
でもよく聴いていたらその人だった。
TVで大きな顔をして司会などをやっているがほとんど意味のある発言をできなくなっているタレントもいる。
負け惜しみではなく、隠居してよかったと思う。
昔、ウオッシュレットがない頃、ある男が俺に云った。
とても真面目な男だ。
どんなに気をつけてお尻をきれいに拭いたつもりでもパンツに雲子がついていることが多い。俺はあの時の彼の顔を思い出しながらこの記事を書いている。
あれって女優とかきれいな女の人もあるのでしょうか。


ちょっとぐらい、色々な事があった方が、いいと思います。

去年健康診断に行った時に医者を待っている間に
靴が片方づつ違うのを履いているのき気がついて慌てました。
医者に気がつかれる前にと「靴が違うのに今気がついたのですよ」と言いましたら「色が同じだから分からない」と言ってくれました。
でも初めての事でかなり落ち込みました。
脱線は「トイレ」の事なのですね。
飛ばしましたが必要なことですよねぇ~
パンツの後ろ前もあります。

秘密とか内緒とかによわ~いので・・・・
お恥ずかしい内緒ごとでした^^。
いいお話ですねぇ。
でも今はそっちがよくなったかなあ。
では本文へのコメントをば。
うちの父親は先日後期高齢者講習(後期は要らん)に行きましたが、年を取ると免許更新ひとつにしても、準備も入れれば一ヶ月仕事です。
当日にしても、僕が運転して講習を受けに行って、オヤジの手を引いて会場に入り、一緒に講習を聞き、検査の説明をし、めでたく講習を終えて僕が運転して家に帰る(笑)
なんのための講習かわかりませんが、それでも車がなければ生活に多大な影響が出る。
佐平次さんが感じられた感覚は僕には理解不能ですが、言われていることは理解できます。
で、我が家もウオシュレットはついていますが、僕は使いません。
あれって気持ち、、、悪いです。僕には。
でもあの、取得時の屈辱と苦難を思うと簡単には手放したくない^^。