美しいものをみた

元日の夜は終わりの方、「美しき青きドナウ」から、昨日は衛星テレビで、ほとんど観た「ウイーンフイルのニューイヤーコンサート」。
楽しかったなあ。
亡母は「美しき、、」が一番好きな曲で、お葬式にはこれをかけてくれといってた。
杉並のお寺でやった葬式、そんなことをすっかり忘れていたっけ。
そういえばお通夜でおときの席に顔を出しもしないで、あとから俳句の仲間に叱られた。
非常識な男、だったなあ。

背景に流れるドナウの美しさといったら！
そしてウイーン美術史美術館を舞台に踊るバレーの妙！
羽のように、という言葉そのまま、ふわっと舞い上がるバレリーナたち。

今朝は冷蔵庫にある大量の野菜をサラダにして、ハムを出して、うで玉子もして紅茶を入れてトーストを焼いて、久しぶりの”ちゃんとした”食事。
料理ともいえないものばかりだが何か自分のためにするのが面倒で、、でもうまかった。
薄切りとはいえ３枚も食べてしまった。

箱根駅伝をみる。
何年前か、箱根に正月を過ごして帰るさに突然駅伝にぶつかった。
目の前を、忘れもしない東洋大学の選手が走り抜けていった。
タテ髪といった方がいいような長髪をなびかせて走り抜ける。
なんとも美しい青年の姿だった。

今日は温かい部屋でテレビをみながら過ごそうかなあ。
孫たちが来るはずだったけれど都合が悪くなって延期になったのだ。
３０日に買った時はつぼみだったヒヤシンスがいい匂いをさせている。
こんな正月は生まれて初めてだ。