粋な海賊DJのロックが冷たい雨を吹き飛ばす 映画「パイレーツ・ロック」
2009年 12月 04日
銭湯も伊勢丹の近くにはないから、風呂上りに歩いてるうちに風邪ひいちゃう。
俺はこういうときに喫茶店で過ごすということができない。
入ってもコーヒー飲んでしまうといつまでもゆっくりしてたら悪いような気がしてしまう。
コーヒーに金使うなら酒飲んだ方がまし、という若い頃の感情(勘定)が身についてるということもある。
武蔵野館を覗くとちょうどいい塩梅に3時40分から本篇が始まる「パイレーツ・ロック」をやってる。
だいぶ前に映画評を読んで食指が動いたのがここで遭ったが百年目だ。
年寄株1000円、中はガラガラ。
ビンゴ!傑作だった。
1966年イギリス、BBCではロックなどほとんど放送しない。
そこで北海、波の上に浮かんだ海賊船に海賊DJどもが集まって年がら年中海賊放送、ロック漬け、若者たちが、オバサンオジサン、子どもたちまでラジオのロックに夢中だ。
海賊DJたちの猥雑にして人間味横溢の船中生活、放送コードすれすれのDJが楽しい。
流れる懐かしのロックの数々がいいんだなあ。
それにしても連中のおしゃれなこと。
船長(社長)のカッコよさ。
雨中で拾ったとんだ儲けものだった。
以前の部下と「鼎」で。
彼のおめでたもあるので少し上等な店をはりこんだ。
前に書いたかもしれないが、Yさんが亡くなる前日に俺と来たのがこの店だ。
社員の父君の葬式の後、疲れているだろうから(毎朝7時半出勤に始まる激務の連続だった)帰ろうよという俺に、ちょっとだけ、と、あれは俺の気持ちを慮ったのだ。
若い社員も連れて行こうと言って誘って、酒がまわると(もっともYさんはほとんど飲まなかったけれど)その男に「期待しているよ」と激励する。
本人は知らなかったと思うが、まもなく抜擢昇進させることをYさんと相談していた。
若い子がかわいくてしょうがないというようにニコニコ笑っていたYさんが目に浮かぶ。
目の前では、まっすぐな責任感を披歴する男が、「これうまいですね」と刺身や生ガキに笑顔だ。
師走は今日も順調。
師走は今日も不調^^:西武線、大変でしたよ。。。
その映画、見る予定です。・・・・・偽DVDになるかも知れんけど、^^
66年、BBCではロックを放送していなかったんですか〜。。モンティーパイソンでは、あれほど弾けていた国営放送なのに。
そして、またまた、、酔いどれてますね!
行きたいなあ^^。
見慣れぬブログパーツを見つけて、カメラアイコンを見つければ押してみたくなるのが性‥
画像を保存しますか? との問いに「はい」と答えたら、自分のパソコンにではなく、どこぞ知らない関連サイトに飛んでいってしまいました。 悪しからずお許しください。
いつも洒脱な文章を読ませていただいている上に、拙ブログにコメントも頂いているのに、
言葉で伝えることが苦手なもので、なかなかコメントも出来ずにおります。
たまにしたコメントが謝罪とは情けない限りです。
憧れと共に影響も受けておりまして、石川五右衛門の絶版なども、Amazonで見つけて読んだりいたしました。
読後思うところもあったのですが、伝える言葉が見つからぬまま‥
五十路にあってこうでは、この先あまり見込みがありませんね^^;
明日は晴れるようですが。