幸せのフレンチ 経堂・「コントワー松喜」

ホントに久しぶりにフレンチのコースを食べた。
もともとフレンチにはあまり縁がなかったけれど仕事のためにあっちこっちに行ってそれはそれで新しい世界を知ったようで楽しかった。
でもその仕事が変ってからはすっかり居酒屋とか蕎麦や、小料理屋になっていた（お財布の都合も大きい）。
食べてみたら旨くて楽しくて、こういう楽しみと全く縁を切るのは惜しいと思った。
というわけで、今回はコースの全てを。
食う方に気がいってピント外れの写真が多いのを勘弁して下さい。

トリュフ風味のかき卵
卵の殻の中に入れて供された。
トーストにのっけて食べる。
濃厚な香ばしいトリュフと卵がこれから出てくる料理が半端じゃないよ、と知ラせてくれて上等なロゼシャンパンに既に酔い心地だ。

フォアグラのパテ、アナゴのテリーヌ、稚鮎のフライ
このあたりから白ワインに変わったっけ。
グランクリュ、料理に夢中で銘柄をメモしなかった。
主賓のムッシュが選んでくださった。

ハチノスのトマト風味

ホワイトアスパラガス、ソラ豆、ミル貝、のサバイヨン

フォアグラと大根
赤ワインに移行
素晴らしい芳香

スッポンの血、吟醸酒とリンゴのすりおろしが入っている。

スッポンのポトフ　ニンジン、ジャガイモ、カボチャ、レタス、ポロネギ、タマネギ、セロリ、もちろんスッポン
今までに食べたことのない、これがフレンチ？いやまごうことなきフレンチという幸福感増進スープだ。

ヒツジ

黒いのはナス
俺は大吟醸を呑んでいる。

千葉産の藤のハチミツとチーズが合うんだなあ。

コニャックとシガー、吸わなきゃ喫煙じゃないって。



オーナーシエフの菅沼さん
今日は彼の大事なムッシュが主賓ということで特別料理を造っていただいた（採算度外視？）。
便乗出来てラッキー。

箸で食べたり日本酒呑んだりってのも嬉しかった。
少し節約してたまにはこういう店もいいと思う。
こんな特別料理でなくともいいから。