”レッドクリフ”と”三国志”の違い それは受け手の肌理の違いか

光陰矢の如し、ってなんですか?
はっつあんが訊ねると大家さんが
そりゃあなあ、コーインてものがな、つまりヤのゴトシだってことだよ
そのコーインさんのせいでか、最近は年中衣替えをしてるような気がする。
どうかすると去年の夏物が片付かないうちに夏が来れば~になって思い出す必要もないくらい。

”レッドクリフ”と”三国志”の違い それは受け手の肌理の違いか_e0016828_2252172.jpg
(上野公園。すっかりコーインの支配下にある)

夏の終わりのセールで買った白いパンツがいよいよフル稼動する。
気に入ったカーデイガンを着られると思うと冬の到来だって何か心楽しい。

そういう衣替えの歓びを感じないで面倒くさいってことばっかりが先に立っちゃってませんか?佐平次よ!

手紙を書かなくなって全部メール。
昔は旅先から葉書を書くのが愉しみで小さなアドレスブックをもって歩いたのに。

心の肌理(きめ)が荒くなっている。
肌理が細かいと手触りはすべすべするけれど実は目に見えない凹凸があって陰影に富んでいる。
肌の皺が増えて心の方はつるつる、無機質になっていはしないか。

”レッドクリフ”と”三国志”の違い それは受け手の肌理の違いか_e0016828_2249622.jpg
(肌理について書いてあったと思うがちゃんと読んでないなあ)

映画「レッド・クリフ2」を観た。
手に汗握って。
面白かったけれど、、、。
子どものころ夢中になって読んだ「三国志」の方がいいなあ。
活字でしか表現されていないのに張飛や関羽などのヒーローの息遣いまで感じた。
やはり心の肌理が細かだったのじゃないか。
Commented by kaorise at 2009-04-22 00:37
ガキの頃はねえ、知らない事が多いから夢がみられるんですな、、
色んなこと知っちまうとカラクリが見えちまって、つまんねえ。
それが大人の辛いとこでさあ。
だがねえ、若い連中の幻想が生みだす感動より、私ら年季の入った年寄りの感動ってのは本物ですもん。
共にコーインに乗って矢のごとく本物の感動を探そうじゃありませんか。
Commented by フローラ at 2009-04-22 00:53 x
活字でしか表現されていなかったからこそ、かもしれませんね。コーイン様、いいですね!時々、植物が怖いです。ちゃくちゃくとぬかりなくみんなで衣替えしちゃって、コーイン様の手下一味か?!って。特に、新緑が濃くなってくると、圧迫されて、秋草の中や雪原を、さすらいたくなるんですが。これもコーイン様に生命力を吸われているせいかしら・・・?
Commented by saheizi-inokori at 2009-04-22 07:09
kaoriseさんが年寄り?じゃあ、おいらは化石だ^^。
でもそう思っちゃたらダメなんだね。
矢にノッテ、昨日は阿修羅に会ってきましたよ。
Commented by saheizi-inokori at 2009-04-22 07:11
フローラさん、この印籠が見えないか?なんちゃって。
春は生命力を吸われるけれど土用に入った今はもう大丈夫なんだって。
Commented by sakura at 2009-04-22 12:23 x
は~い・こんにちは!
ご無沙汰でした。時々伺って一人ぶつぶつ言いながら結局コメントしないで帰っておりました。
なんだかコメント書く元気なかったですの・・
ホラーの本のお話読んで笑っちゃいました。
今「血脈」を読んでいます。最初は汚くって読むに堪えない。と思いながらも、、、今は「下」を読んでいます。
肺機能の検査もご無事で良かったですね。
看護婦さんはsaheiziさんには特に優しいのかしら?お洒落でハンサムだから?ナンチャッテ、、フフ・
くれぐれもお体お大事になさって下さいませね。


Commented by saheizi-inokori at 2009-04-22 14:40
sakura さん、嬉しいなあ、またコメントいただけて!
あまり無理しないで時どきできるだけたくさんコメントくださいね。
「血脈」、迫力あるでしょう。読みでも。
看護師さんは誰にでもやさしいのだ!
Commented by 芙蓉 at 2009-04-23 20:28 x
今日の上野は、修学旅行生で溢れていました。
葉桜の並木をすりぬけて森林浴、風もそよそよ、空気も美味しくて..♪。

いつもキメ細かい内容のブログ、楽しませていただいています。
時に、独白、時に語りかけ、それぞれに趣がありますね。
そして、何よりも健康あってのこと、
どうぞ、ご自愛なさってお過ごしくださいませ(^^ゞ。




Commented by saheizi-inokori at 2009-04-24 00:01
芙蓉さん、上野に行かれましたか。
修学旅行の子たちをみると昔を思いだして甘酸っぱい気分になりますね。
みんな元気で育てよ!といいたくなります。
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by saheizi-inokori | 2009-04-21 22:56 | 映画 | Trackback | Comments(8)

ホン、よしなしごと、食べ物、散歩・・


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