本物の葛湯が食べたくなった
2008年 11月 17日
渋谷センター街・「更科」で「三根そば」。
大根、人参、ゴボウ、レンコン、シメジ、タケノコと三根どころじゃない。
野菜のあんかけってほっこりする。
子どもの頃、葛湯を作って貰ってアチアチと云いながら食べた。
おろし生姜を入れると甘味が増すことを知ったのはいつごろだったか。
NETで調べてみると片栗粉も葛粉も今はジャガイモのデンプンで作るのが多いそうだ。
こういうのは偽装食品とは云わないのか。
片栗湯ってのも葛湯と変わらない味なんだろうか。
蕎麦掻もときどき作ってもらった。
素朴な暖かいおやつだった。
祖母の歌。
里芋を食ふ楽しみに秋待つと長病む詩人言ひにけるかな
噛めずなりてしみて思へり世の中にうまきは大方固い物ぞと
朝まだき煙りくるなり樹々しげる隣の庭は落葉たくらし
母の句。
落葉松黄葉眩しみ仰ぐ空青し
芋煮鍋日陰の川面水清し
爽やかな故郷大地に熟睡せり
そろそろ関東地方も秋本番ですね~。
私,昨日ギンザに行ってきました。
と~っても疲れました。
なんか,もう都会はいいや(>_<)…って思った私。
梟さんは,そんな都会をすいすい飛んでいるんだなぁと尊敬のまなざし(*^_^*)
出来るだけ疲れない場所を選んで飛んでます^^。
葛もさといももウチにあるからやってみよう!(おばあちゃんちみたい)
葛は自然食品のお店に行くといいのがありますよ。
よく考えてみたら、おかずもデザートも作れる素晴らしい食材ですね。
いい食材を思い出させてくれたsaheiさんに感謝☆
懐かしい響きがあります。
正月に限らず、結婚、出産、法事・・・そのたびに餅をついて、ナンテン(難転:南天)を下に敷いて隣保班(?リンポハン)に配っていた風習。
そういう時は必ず(おそらく高価な)片栗粉を使っていたように記憶します。米の粉(※麦の粉は「ハッタイコ」)と違って、指で押すと決まって「キュッ!キュッ」と音がするので、子供心にもすぐ判ったものです。
パウダースノーの感触を「カタクリコ」というが如しに・・・。
球根の形の栗の実の半身に似るを称して「片栗」。
ましていわんや、葛根湯の「葛(クズ)の根から取れる澱粉」をして・・・。
唯一、奈良の吉野産葛根粉は、100%表示もしくは○○%混入の表示があります。 お土産用を一つ飲んでみましたが、滑らかで上品で奥行きの深い味がしました。
お祖母様のうた、食べ物の本当の美味しさをやさしく詠っておられますね。
それぞれ糊と麩に仕上げていました。
ある日、父が作ってくれた小麦澱粉の葛湯は、
とても純粋な、色のない味でした。
私が風邪でもひいていたのか、
作ってくれた理由は覚えていないのですが。
東京では15,000円以上の店かな?
たまぁに本物の粉を貰ってきますが大貴重品!
あんなもの、ガキの頃は体調を崩すと必ず食べさせられたのに...
今では絶滅危惧種として厳重に保護せれている植物を、昔は挽いて粉にして飲んでいたなんて、なんて贅沢なんでしょう。
おばあ様もお母さまも素晴らしい方でしたのねぇ!
その雪が吸いとられてあのサラサラとした粉になるのかと思われるようでした。
この前吉野に行った時葛をしっかり買ってくるんだった!
身体を壊してもいいから食べたい^^。
栃木にもあったなあ。
今は野菜カレーが流行ってるんだから我が家は流行の先端だった?
はたして私は本物だったのか偽物だったか、美味しかったことばかりは覚えています。
母に作ってもらうということが嬉しかったんだと思いますよ。
白タンポポと関東タンポポ、春の菫も駒場Ⅱには沢山自生してますね。
この構内は昔からかわってないんだろうなあ、、って思います。
おかげで亀の餌(たんぽぽとクローバー)には恵まれてます!
其の感激を女性に話したらカタクリはお浸しにすると美味しいのよね
と言われ唖然とした事がありました。
やっと少し落ち着きました。これからタピオカ粉で似非葛まんじゅうを作ってこようかと思っています。
本物の葛、食べたいなぁぁ・・・・奈良にいた頃は手に入ったんだけどなぁ、
ここじゃぁ・・・・無理だなぁ、
シミジミと味あうには最適かも知れないシンプルなうまさですが。