よしこちゃんは生きていれば孫と遊んでいるだろう 「ようけ食べんさい」なんて云って
2008年 08月 08日
一番安くなるのは戦争。
いや、違う。
戦争のときは沢山殺した人が偉くなる。
殺された人も名誉の戦死、国で祀ってくれる。
(でもそれは空襲で死んだ子どもには与えられない名誉)
命の価値があがるんだ。
原爆を日本人に落とせと云ったのはアメリカの大統領だ。
日本にも戦いをやめさせることもできずにダラダラと地位にしがみついて沖縄や硫黄島や、、日本人が玉砕する”命令”を下したエライ人がいた。
そして今、あれは必要だったと日本の政治家や学者、財界のエライ人、いいや、庶民もいい始めた。
東京散歩、ぶらぶらと歩くのが好きだ。
何となく風情のある坂道などをふ~ふ~云いながら登っていくと、
突然素晴らしい眺望が開ける。
辺りには人が住んでいるのかも分からないような屋敷が塀をめぐらせてひっそりとしかも堂々と”ある”。
そういうところに昔大勢の”敵”を討ち滅ぼしてその地を奪い取ってエラクなった、つまり最強の殺人者の子孫が住んでいたりする。
秋葉原で人が殺された。
金属バットで殺された親もいた。
地震で人が死ぬ。
酔っ払い運転で人が死ぬ。
薬害で、毒の入った餃子で、貧困で、死刑で、、病気でも
人が死んでいく。
どういう死がいつどのように風化していくのだろう。
それは失われた命のあり方と関係があるのだろうか。
死に方、殺され方と関係があるのだろうか。
みいさんのブログに載っている、原爆で死んだ、食べたかったトマトを食べられずに芋ばかり食べて死んだ「よしこちゃん」のことは今朝、俺の心の中で新しい(小さいけれど)命を得た。
ちょっとだけ風化が止まったのかも知れない。
よしこちゃんの死に方、秋葉原で突然殺された死に方、アメリカ軍の爆撃で死んだイラク市民の死に方、、、
どういう違いがあって殺した人がエラクなったり、死刑になったりするのだろう。
覚えていてあげること。
思い出してあげること。
そして、愚直にノウ!ということ。
言い伝えること。
親殺し子殺し、バラバラ殺人、通り魔あるいは無差別殺人など、現行の日本の司法制度では「犯行時、犯人が心神耗弱もしくは心神喪失の場合は罪に問わないという刑法第三十九条の規定」が適用されそうな事件がこのところ増えているように見える。統計によると凶悪犯罪全体としては減っているそうなので、「刑法三十九条」が適用されそうなケースだけが増えているのか。 「刑法三十九条」をテーマにした作品としては永井泰宇原作、森田芳光監督の映画「39【 刑法第三十九条 】」(1999)が有名だ。 モチーフとなる「刑法第三...... more
後方支援している日本としてもイラク戦争の死者数は把握して国民に知らせる義務がありますね。
宿泊のお礼を述べた時に、東京大空襲の話をはじめてしてくださった。 なんと今まで宿泊していたこのビルで、数百名の人が避難して焼き殺されたと、いやな思いをされないように今まで黙っていましたとも。。。
そういえば、このビルの屋上に上がった時、神田越しに嘗て、陸海軍の統帥権を有した方の居城が比較的近くに望むことが出来ました!
うなされませんでしたか。私は今毎日うなされていますよ。昼間、いろいろ面白く過ごしても夜になると、、。自業自得がほとんどだけど死んでいった人たちの呪のせいもあるのかも。
生きていれば今楽しい人生を送っている筈の。