糖衣錠って言われたから毎日13粒づつ飲んでいたけれど 後期高齢者医療制度の反道徳性
2008年 04月 24日
高齢者の医療費が多額になっているのを押さえ込もうと言う目的で設計された高貴じゃない後期高齢者なんとかが高齢者にとってプラスになることがあるはずがない。
長生きできる薬を開発したとか魔法でも使わない限り、年を取れば病気になりならなくとも医者にかかりたくなり(予防医学を推奨しているのは誰ですか?)医療費は増えるに決まっている。
それを押さえ込むのだから高齢者は医者にかかるのを遠慮するかもっと保険料を負担するかどっちかだ。
そういう本音を出したら選挙で負けるからきれいごとを言ってごまかす。
ウソだから辻褄が合わない。
ますます分かりにくい理屈をいう。
「説明が足りないのが問題だ」なんて!
説明されればマスマス問題なんですよ。
ゴミ問題や環境問題でも同じだ。
行政やビッグビジネスなどが今までと変わったことを始めるときにキレイごとを一斉に言い出したときは眉唾だ。
小汚い本心を甘い衣で包んで見せて騙そうとしている。
良薬ならば糖衣も許せるが毒薬だと命取りになりかねない。
もっとも毒薬と良薬の区別はない、どんな薬も身体に害を(作用を)なすと言う意味では。
だからインフオームなんとかって正直に薬の作用を説明すべきなのに。
タイトルは鯉昇がよく枕で使うギャグ。
医者も困り果ててしまうでしょう。
医療関係者も給料をはらって仕事をしてもらわなければいけないのに、これ以上このままにしていたら笑う人がいなくなってしまいます。
知らしムベからず、ヨラシムベシ。
今までとなんら変わらぬ医療が受けられる、ということばかり強調されていますね。
現実にはおっしゃるとおり赤字でも医療行為をする医師は期待できないでしょう。
そうかと言って自由診療なんてとても無理です。
私は、息子の薬がどうも腑に落ちなくて、ブログが嘘だらけとは思われないのです。
こういうことって、皆さんないのかな?
もちろん玉石混交ではありますが。
置き薬屋さんが、最近お年寄りが使ってくれるようになったと言っていました。
治療費が、上がり タクシーを使って病院に行くならば、置き薬を使ったほうが、安いって言うんですって@@
お金の問題もさることながら、かかりつけ医以外に診てもらいにくくなるのも大きな問題と思います。
高齢者の多種多様な病気を、町医者が一人で診ることなんて無理でしょう。
結局、もう75歳まで生きたんだし、今さら手遅れの病気になったってたいしたことないんじゃない?みたいな感覚があるんじゃないでしょうか。
なんだかすごいなあ。
おっしゃる通り他の医者にはかかりにくくなっているのでしょう。
やはり「後期」という言葉に「もう終りに近い」という気持ちが如実にあらわれています。
実際終りに近いのですが、それを国の制度であからさまに言う制度設計思想とは!
今までの日本人の教えられた道徳は「お年寄りには若い人以上に手厚く親切にしてあげるのですよ・それは今まで一生懸命働いて私たちを育ててくださったのだから。今こそ楽をしていただきましょう」というようなものではなかったか。
道徳の復活や愛国心の強化を叫ぶ人たちの本音が透けて見えましたね。
日本人ではない友人たちは一様に仰天しています。
アメリカ人に「お前のところよりマシだろう」と言ったら、「オレんとこじゃ宗教関係が黙ってねえよ」
キング牧師が殺されたのは1968年4月4日。
昨日、七味唐芥子でなく十二味唐芥子が入ったうどんを食べました。(苦笑)
考えれば考えるほど恐ろしいです。
だって遅かれ早かれ死ぬんですから。
何をもってそのように断言するのか、論理が不明です。
今回の制度は健康保険についての改革であって、
医療の改革は別なんですけど・・・・。
混同してませんか???
ところで、
保健制度を使わない医療なんて、有り得ますか?
だれが払いきれるでしょうか???
さらにそう云う制度改定の本当のところをキチンと言わないで綺麗ごとを言っているのも欺瞞的です。
池上彰は朝日新聞で「制度の趣旨を国民がよく理解すると怒るので、わかりにくくしてあるのかも。」と書いています。
小泉改革の「痛みを伴う改革」で、特に企業側から強い要望があって強行したと聞いています。
今回の制度改正は「後期高齢者医療制度」です。「保険制度」だけではありません。
おっしゃる通り日本の場合保険制度と医療制度は切っても切り離せない関係にあると思いますよ。
その保険料が払えなくなりはしないかと老人は恐れているのです。
半年ないし一年間の暫定的移行期間を置いて保険料を猶予する措置を講じていること自体辛い目にあう老人の存在を立法者も予定しているのだと思います。