ひとり欠席者がいる 永遠の欠席者がいる
2008年 03月 07日
いわば戦友だ(俺はそう思っている)。
2年ほど前に「余命3年」という宣告を受けたが家族に知らせたのみで会社関係や友人・知人などには一切口外させなかった。
ある大きな組織の責任者をしていて、その仕事を何の変わりもなくやり続けた。
正月には部下を前に明るく組織の将来像を語ったという。
付き合いのいい人だったからいろんな会合にもにこやかに出席していたそうだ。
俺はだんだん偏屈になって昔の付き合いでも出なくなっている会合が沢山ある。
そのひとつの集まりに珍しく出る気になった。
中心人物が名指しで俺に声をかけてくれた。
そのお気持ちを無碍にするほど俺はエラクはないしスサンでもいない。
先輩もその集まりのメンバーだった。
俺が必ず出席していた頃、別のもう少し先輩のメンバーが重い病気から回復して出席したときに、郊外に住む彼の帰りの自動車のことを心配していた。
その人のほうが先に逝ってしまった。
明日、その集まりがある。
実は亡くなった先輩が当初の予定を変更して明日に延ばしてくれと云った。
そうすればきっと病状が落ち着いて出られると。
今の先輩なら黒塗りの車での送迎も簡単にしてもらえただろうに!
写真上は「目白庭園」でサンシュユ。
下はシューベルト「死と乙女」。
学生時代、寮のレコードを飽きずに聴いた一枚だ。
今、また聴くと思い出の方が重たく聴こえてくる。
佐平次さん、あしたは気をつけて、いってらっしゃい。
別れは寂しいですが…自然の流れと受け止めることにしています(;-_-) =3
お気持ちはお察しいたします…
>昨今の園芸誌では「サンシュウユ」が正しい名前のようです…
この画像から「サンシュユ」かどうか私には判りませんが…
「正しく」…ならば「サンシュユ」だと思いますが…(^^;
後半は余談の余談!(^^;…つまらないコメントで…申し訳ありませんm(_ _)m
まことに俗な歌で恐縮ですが「会うは別れの始め」です。
太平洋を越えて聴こえてくるようだ!
明日に延ばしてくれと言った先輩、そっと出席されているのかもしれません。saheiziさん行ってらっしゃい!
合掌。
一時にはじまっって3時間半ほど、盛り上がってようやく帰ったらまだこの時間!でもグデングデン、怖いですね。
歴史的に観たら無意味な戦いだったかのもしれないけれど。
梟さん。
>そのうちブログ仲間の更新がなくなる。半年一年、そのままのブログを見て、やはり、と納得する。
こういうのはヤだからね、私。絶対ヤダからね。(T_T)