雲は湧き光あふれて ああ、甲子園、我が恩師
2007年 08月 16日
高校野球の中継が地鳴りのように聞こえてくる。
我が母校は県大会の決勝で負けてしまった。
健闘ぶりを知らせてくれた友達に「勝ったら甲子園に行く」と返信メールを打った。
一点差、際どかった。
もし勝っていたらこの暑さの中で声を嗄らしていただろう。
サテ無事で済んだか。
昔は準々決勝の日に朝から4試合をぶっ続けで見たこともある。ひとりで。
「カッチァリーいかがすか~」小さなビニール袋にカチ割り氷が入っている。
ホテルの部屋にあったテイーパックを入れて水出し、頭や額に乗っけてささやかな涼を貧りストローで一口吸う。
7時間もいたか、カチ割りも何回も買った。
特に応援する学校もなくネット裏で観戦していても消耗だった。
それでも三年くらいは続けた。
どう言ったら良いのか、俺のポンパだったのかも知れない。
「栄冠は君に輝く」だっけ、甲子園のテーマソングが聞こえてくる。
なかなか良い。
社会人になってある支社の課長をやっていた時、支社長とよく飲んだ。
文部省唱歌を一緒に唄うのが恒例だったが、ある日この歌が素晴らしいと言って教えて貰いながら唄った。
その時はそれほどと思わなかったこの歌が今日はシミジミと心に響いてくる。
その思い出を書けば一冊の本になりそうな支社長の笑顔が浮かんできた。
若い時にあまりにも素晴らしい先輩に逢うといい事もあるが悪いこともある。
それは世の中の先輩はみんなそういう人だと思ってしまうということ。
人の上に立つ人間は保身を考えてはいけない、お客様や部下の為に生きていくんだと、それが当たり前だと思ってしまった。
でも、それはほんとに悪いことだったか?
とんでもない。
こうして暑さの中で生きているのはあの先輩が生き方を教えてくれたからだ。
今は彼を思う事がポンパだ。
私のポンパは、「私はそうは思わない」って口に出すことかな。
あまりにもささやかで、当たり前のことですが。
必要以上に相手を驚かせることがあります。その人を否定している訳じゃないのに。あー辛い(>_<)
とんちんかんな事を書いているのかも。
明日ご本を読んでから、もう一度こちらに来てもよいでしょうか。。
我が家には、このCDあります♪
決勝戦が終わった後、この歌が流れる中、選手の皆さんが行進している姿を見ると、涙が出たり、、、。
3番の歌詞に、「美しく匂える健康」とあります。作詞者の加賀さんは、若くして、足が不自由だったとか。
しかし自然発生的なポンパが、、これ以上書くとネタバレになるから、お読みになってから又お会いしましょう^^。
高校時代、甲子園応援に応援に行きましたよ。県大会では、投手が投げている間は応援しないという決まりがあったのですが、甲子園はのべつなしでしたね。今行けと言われたら、仮病使いそうですが…テレビの前が一番(笑)
当時祖父のうちが甲子園にあったので夏休みにふらっと行ったらその試合にぶつかりました。確か7回くらいから外野席は入場無料だったのです。完全にセピア色の思い出です。まったく色がないのです。不思議ですね、思い出って。