いくら客が悪くてももう少しちゃんとやれよ木久蔵さん 浅草演芸ホール
2007年 05月 11日
この秋真打ちになる息子に名前を譲って自分の名は公募した話。
三万いくつかの応募があって、その殆どがダメなのばかりだったが、その中で良いのもあって「木久扇(おう)」とした。
「カナメだし新しい風を送ると言う意味」もあると言って一人で受けている。
扇にカナメはあるけど扇でカナメを意味させるって無理じやないか。
それに扇を「おう」と読ますのも苦しいような気がする。
仮にも言葉を飯の種にしているんだから、チッタア考えてものを言えって。
この人の古典を聴いた記憶がない。
新作も嫌いじやないしこの日も彦いちが葬儀屋のカミさんが営業努力に目覚めて「通販をやろう!棺桶二つ買ったら一万円にまけてセール期間中特別限定ーさらにもう一つつけちゃいます!」などと熱演していたのは品がないなりに笑えた。
木久蔵は新作でもない。
ただダラダラしやべるだけ。
漫談と言うのも恥ずかしい。
ひねりも工夫も味もない。
何より聞きづらかったのは韓国の俳優たちの名前をネタに下劣なことばかり言った時。
ぺヨンなんとかって人については、「ぺは唾を吐くこと。ペッペッー四十回もやるんだ」とかチョビルとか言う人は「どんな良い男でもチビっちやしょうがない」と言い、続けて男がチビらないように小用を足す為の注意を仕方話で小便のハネが顔に飛ぶ所などをやる。
あとは桂歌丸の奥さんの顔がシワだらけで提灯を畳んだようだから押し広げないと誰だか分からない、みたいな話ばかりでこれも芸のない話だが何と言っても実在の外国人の名前を取り上げて下半身の当てこすりをするのは非常識だ。
昔小学校の低学年の頃「みつお」君や「みちこ」ちやんを「みっちやん道道○○垂れてー」とからかったのと変わらない。いや、悪意みたいなものを感じただけ程度が低い。
浅草演芸ホール満席の客はそんな木久蔵が大うけ。ハナに木久蔵が「私は馬鹿なふりしているだけで六ケ国協議の事だってしやべれるんだけどーお客に合わせているんです」と抜かしたときもうけていた。
木久蔵がテレビをパナソニックの大型に買い替えたと言うと相槌とも嘆声ともつかない声で「ほー」と合唱する。
落語ブーム?
写真は根津・「よし房 凛」。
かき揚せいろ、蕎麦はいいけれどかき揚がイマイチ。カラッと、と言うよりも上はパラパラで箸で食うのに苦労する。中の芯がべちゃべちゃ。
前に行った時はよかったのになあ。
その後に、「かき揚げ」の中が、ベチヤベチヤが更に興冷めですな!
「写真」は「真」を「写」しますなぁ。
山の手暮らし五十ン年のイナカモンは、根津など下町の蕎麦屋に対して盲目的な信仰を抱いていますが、ハズレもあるんですね。
見ると「店名」が喫茶店風ですなぁ。
「ブティック風店名」「喫茶店風店名」「捻った当て字の店名」の食い物屋飲み屋は全部ダメ、と言うのが私の判断基準の一つです。
かき揚と同じ?誰です、そんなことを言うのは。
「谷根千」以来、あのあたりが脚光を浴びたのは結構なのですが見掛け倒し(というか見かけどおりという方がいいかも)の”空気の天ぷら”みたいな店がアチコチにあります。
この店は中では及第点をやってもいいのですがこの日は職人が休みだったかなあ(なんて優しいですね、われながら)^^。
落語は良く判らないのですが…、
>韓国の俳優たちの名前をネタに下劣なことばかり言った時。
こういう笑いって、好きになれませんね。
他人をコケにして笑いを取るとは、才能の枯渇を感じているのでしょうかね?
襲名したばかりなのに。
>浅草演芸ホール満席の客はそんな木久蔵が大うけ。
こちらの方が怖かったりしますが…。
日本人をコケにした笑いが、ニューヨーク辺りの劇場で拍手喝采だったら、彼らはどう思うのかなぁ…。
かき揚げ、美味しそうですね。
東京で食べるかき揚げって、いつも美味しいです。 :)
珍しいですね。大層鼻の効くお方だと、いつもいつも羨ましく思っていましけど、ハズレもあるんだな~と。なにやらホッとする気分でもあります。
そんなこと判っている? こりゃまた失礼しました~!
仕事で、よく銀座7丁目の「よし田」で食していました。若い頃でしたので、蕎麦の味なんてよく分からず、大体ざると玉子丼でした。お客さんは「天せいろ(お替わり付)」か、鰊蕎麦をよく注文されてました。私としては、今は蕎麦の方が好きですが、当時は梅林のスペシャルかつ丼がダイスキでした。失礼しました。
悪口ばっかり書いた記事ですね。反省。
sakuraさんはどんな提案だったのでしょうか?気になるなあ。まさか当選作?
翁、はなかったのでしょうかね。やらせ、などが問題になっているので投票のなかった名前は考えなかったと息子が言ってました。
最近の蕎麦屋は若い人が工夫して料理の水準の高いところも多いですが吉田は気取らない居酒屋的な感じがします。
銀座ってそう詳しいわけじゃないけれど案外安サラリーマンにも手の届く店があるように思います。「樽平」などもその代表。
本店 尾張屋は今でも「蕎麦寿司」がありますよ。親戚なので宣伝させていただきました。京都に行かれましたら どうぞ、おいでやす。
私は大学時代から行ってますが、「菊正」の樽がデーンと置いてありますよ。
新橋から銀座、築地を地盤とする大学にいましたので、イナカモンのくせに妙に詳しくて済みません。
仰る通り、「樽平」は気楽な山形酒の店で見かけより安く、二丁目の「三州屋」は見るからに気軽な店。
少しエラくなってからは東五丁目の「桔梗家」を根城にしていました。四代目(?)のバカ旦那が博打で敷地毎ヤクザに取られてしまいましたけど...閉店の時、紺の前掛けと「現金その場限り」の木札を貰いました。
御所の手前あたりでしたっけ?定宿は「フジタ」ですから西へ行けばよろしいですね。
年に二、三回、夕方京都着、翌朝一番で帰京という愚行を繰り返していますから、今度伺います。
行きつけは先斗町の「たばこや」、花見小路の「北里」など。
バーは木屋町の「NOILLY」など...
十年振りに奈良にお越しになるときは、事前に必ずことの次第を匂わせて下さい。時間と場所がわかれば、その近辺をうろつきます、お店であれば示唆さえして頂ければ静かに、その店に伺います。決してSaheiziさんの行動にご迷惑を掛けるようなことは致しません、もし目が合えばニコリで結構です!
このブログを見れば、gakis‐roomさんも同様のことをするのじゃないでしょうか?
>よう お遊びやすなぁ
私は山紫水明、名所古蹟、神社仏閣にはまったく興味がなく、旅の目的は飲み食いだけなのです。
したがって奈良には行ったことがありません>saheizi-inokoriさん。
最低限度の着替えを袋に入れ、夏ならアロハかTシャツ、綿パン、素足に草履でヒョイと出かけます。
つい先日もこのスタイルで琵琶湖湖畔のある街へ行ったのですが、東京駅で乗車したらスーツに身を固めた上品なご婦人方に批難の眼で睨まれました。ところが発車直前、同様の恰好をした大男が乗ってきて彼女たちの視線はそちらに移りました。
江夏豊氏!
家庭教師も下駄で行ってましたが、旅行は流石に靴が常識になっていたのでしょう、駅に迎えに来た友人はビックリしていたのを今思い出しました。
家庭教師宅で時間終了後玄関に向かって歩いていくと廊下に私の足跡がはっきりこっち向きでついていたのも思い出しました。
>学生時代に下駄っぱきで
浴衣に下駄、腰に団扇を差して「のぞみ」のグリーンに乗ってみてくださいよ。
「これが東京に住む高給ネクタイ族のカジュアルウェアだ」と....
私がアロハに草履で隣に座りますから。
残念ながら冷えるようになったので浴衣では毛布を何枚かかけなくてはもちません^^。