新人がんばれ どんどん失敗して大きくなれよ
2007年 04月 13日
テレビのアナウンサーも同じらしく、ニュース番組に登場したリポーター君、見るからに真面目そうな、いい男だがガチガチに上がっている。初めての全国放送。
原稿を出来るだけ見ないで、と思うとますます気になってとちってしまう。
先輩アナが助け船を出すとかえって「しまった」と思うのか顔が紅潮して下を見る回数が増えていく。
こんなことで自信をなくしたりしないと良いのだが。
前にも書いたが俺は大変な上がり症で一時は死んじまおうかとさえ思った。
「上がるのは完璧を期そうとする気持ちが強いのだからそのことは決して恥ずかしいこっちゃない。
本人が思っているほど傍の人は君の上がりや震えを気にしてないんだ。
上がりを気にする神経をしゃべる内容のブラッシュアップに注ぎなさい。
あるがまま、あがってもいいじゃないか」。
森田療法のお陰で今日までやってこれた。
新人諸君、精一杯上がりまくって上がりのマイレコードを更新し続けなさい。
決して厚顔・破廉恥に内容のないことを喋り散らす人間にだけはならないで。
会社の新人研修の発表会に出てみた。
競合施設を見学して感じたことをグループ毎に発表して一年先輩が質問する。
「設備のグレードも大事だけれど、そこに働く人間の気持ちのあり方が一番大事だと思った」
「一人でも態度の悪いスタッフがいると全体のイメージが悪くなってしまうことを恐ろしく思った」
、、。
初心忘れるべからず、伸び伸びといい会社にしてくださいね。
発表会の翌日、人事課の社員が新人の写真一覧を持って来てくれた。
「可愛い可愛い新人たちです。よろしく」と言って。
ホラ、君たちが入ってきたらもういい会社になりだしたよ。
写真、昨日オフ会で呑んで今日は休肝日の積りで蕎麦を食って帰ろうと思ったら口の方は別人らしくて「あったかいの一本」なんていってる。
こんな先輩は見習っちゃなんねーよ。
まあ、いいですよね。厳密に守らなくても。
新人は大変です。思い出しますねえ。
saheiziさんも新人の頃はそれなりに上がってしまったのですね。ちょっと信じられませんが。
今はこういう場面が減ったので、緊張感がなくなっていいような悪いようなです。ところが昨日久しぶりの太極拳で30人の前で突然喋らされて、うまくいきませんでした。
私、「上がる」とはどういう状況なのか、他人の外観ではわかりますがその内面が理解できないのです。
歌、芝居、弁論、選挙演説等々、大勢の人々の前で随分いろいろなことをやってきましたが、いつも平気でした。今でも平気です。
要するに「完璧を期そう」という意欲がまったく欠如してるんですね。
最初から「好い加減でいいや」と思ってるんでしょう、意識していませんが。
バカは死んでも治らない、ってとこですか。
私はうつっ気が持病のひとつですが、雨の日は雨の日なりに生活をやっていくことを心においています。