登りたい山はどこなの?

一生懸命やります!やってます!
そうだろうなと思うけれど、ちょっと頂けない。

山に登るときに、どの山に登るのかを決めると思う。
エベレストに登るのか、富士山、八幡平、はたまた故郷の里山?

登りたい山はどこなの?_e0016828_22354347.jpg
同じ”山”であっても目標によって準備はまるで違ってくる。
地図、装備、訓練、登山ルート・・戦略・戦術すべてが目標とする山によって変わってくる。

どの山に登るのでも”一生懸命”やらなければ頂上にはたどりつけない。
しかし、里山に登るつもりでヒマラヤを目指したら間違いなく失敗する。

登山に例をとれば直ぐ分かることなのに仕事になると分かっていない人・経営者が結構多い。
登りたい山はナンなのか?
自分の・または自分の会社の「あるべき姿」を具体的に示さないままに
「お客様第一」「安全第一」「真心の経営」・・・いろいろ言うけれど、
具体的な目標をいわなければ意味がない。
”一生懸命”やってほしい社員に共通の目標が示されなければ
誰かの一生懸命は誰かの迷惑になりかねない。

抽象的なことしか言わない経営者・リーダーは自ら責任を取りたくないから
具体的なことを言わないのだ。
具体的な目標を言う以上はそのための条件造り(ひと、もの、カネ)にも責任を負わなければならないけれど
コストダウンとかグループ一体経営などと中身のないスローガンに
泳ぐ経営者は自らの目標を明らかにしたくない、またはする能力がないのだ。
こういう人たちの物差しはゼンネンヒ、ほとんどそれしかない。
これでは小泉首相がエラソウにするのもシャーあんめー。

経営者失格だ。
困るのは社員とお客様。
お客様はそんな会社のサービスは見捨てれば済むが社員はそうはいかない。
いずれは経営者にも跳ね返ることなのにそうなるまで分かろうとしない、そうなる前に辞めるからと考えているアホたちにも困ったものだ。

写真は大宮駅で、何処かの坊や緊張して新幹線を見ていた。これは行き先がキチンと決まっているから安心だ。
Commented by seilonbenkei at 2006-09-14 00:12
他所様のブログでキリスト教会の話などするつもりはないのですが、本来きちんとした目標があるはずの教会も、ゼンネンヒに縛られています。救いなんてどこにもないわなぁ、と。
Commented by saheizi-inokori at 2006-09-14 07:43
「本日の悔い改め者数」なんてグラフが張り出されている?(笑い、失礼)
Commented by tenjin95 at 2006-09-14 09:55 x
> 管理人様

よく、宗教の悟りを評して「山に登るようだ」なんて喩えまして、「登り口は違うけど、行ったら皆同じ」なんていう話を聞きますが、拙僧的にはちょっと待てよと言いたいところでございます。

だいたい、宗教的な世界がどうして「同じ山」だと前提できるのか?それから、自分の足で上れない人はどうなってしまうのか?(自力とか他力とか)

したがって、最近では法然上人が『選択本願念仏集』で指摘したような「都市の喩え」の方が宗教的な状況に合っているのではないか?と思うのであります。

と、「登山の例」そのものをちょっとだけ吟味してみました。
Commented by polaris at 2006-09-14 10:08 x
写真は大宮駅でしたか、なつかしい・・・・
車両の色と男の子の色が、ピッタリ!こどもは乗り物が好きなのね。
言われていることとまったく違ってごめんなさい。
わたしは、登山が大好きでした。
Commented by saheizi-inokori at 2006-09-14 10:14
tenjinさま、含蓄が深くて拙にはなかなか理解が行きとどかないことをうらみます。
何かのスポーツにたとえて1、単にルールを覚えて一通り遊べるレベル、2、社内の代表選手になりたい、3、県大会くらいには出たい、・・・7、オリンピックで金メダルを狙うレベル・・
そのどのレベルを考えるかで基礎トレーニングからナニからまるで違ってくるのに、とりあえず”頑張ってみる”、ではプロ経営とはいえない、見たいな事もしゃべります。
Commented by saheizi-inokori at 2006-09-14 10:18
Polarisさん、ボクの後姿、かわいいでしょ?新幹線と男の子って実に良く似合うのです。
ハイキングのつもりで初秋の那須連峰に行き霧に巻かれて恐ろしかった思い出がありますよ。セーター一枚で食料も持たずに行ったのでした。
Commented by そら at 2006-09-14 13:27 x
なんかいい写真だね~。小学校低学年ぐらいかな。坊主頭がとってもかわいい♪ひとりでエライなぁ。梟さん、大宮にいらしたの?駅の中が随分変わっていたでしょ?「ちょっと贅沢」なお店が多くて、いつも見るだけなんですけど、電車の待ち時間が楽しくなりましたよ♪
Commented by saheizi-inokori at 2006-09-14 14:20
そらさん、でしょう?でしょう?
お父さんもいたみたいだけれど、この子可愛いよね。親は可愛くなかったけれど。
この前桧原湖に行ったときの写真です。
Commented by olivia_becky at 2006-09-14 16:54
またバイト時代の話なんですが、経営理念、接客の目的などがしっかりしていて、それをはっきりと提示してくれていて、バイトとはいえとても良い環境の中でお仕事をすることが出来ました。
“安全”ということが一番にないと何をやっても成り立たないと、いつも言われていた気がします。
男の子の頭をナデナデしたい(w
Commented by tona at 2006-09-14 21:21 x
経営者は具体的にものを言わねばならない、そんな目でこれから眺めていきます。私にはちょっと難しいかもしれませんが。
写真の男の子、なんて可愛いのでしょう。きちんと足を揃えているのが大変珍しい。頭もくりくり坊主で着ている洋服の色もいい。よく見つけて撮られたと感心しました。
Commented by 園長 at 2006-09-14 21:42 x
うおっ!びっくり。のじ丸かと思った・・・汗。なわけないが。
いるんだぁ~、大宮にもこんなボク。うれしいな。
Commented by saheizi-inokori at 2006-09-14 23:01
べっきーさん、良いバイトでしたね。案外それが出来ていない経営者が多いのではないかと思います。
Commented by saheizi-inokori at 2006-09-14 23:03
tonaさん、今頃めずらしいような子供でしょう?戦後の写真で死んだ弟をオブって直立している有名な写真があります。立ち姿はそっくりでも状況はまるで違う。大事にしたいですね。
Commented by saheizi-inokori at 2006-09-14 23:04
園長さん、実はのじ丸をちょっと思ったのですよ。
Commented by ふく at 2006-09-14 23:13 x
こんなくらいのときの男の子って、かわいいですよねー。
わが息子もそうでした。大事な時期です。
ところで、いがぐり男の子って、つい、なでなでしたくなるけど、
本人は、すごーくいやなんだそうです。
楽しい思い出できたかなー。
Commented by saheizi-inokori at 2006-09-14 23:37
ふくさん、全く。この前なんかつい知らない子をナデナデ。
親子からにらまれました。
Commented by 園長 at 2006-09-15 22:39 x
そうそう、ふくさんのおっしゃるとおり、
のじ丸もみんなに触られるのを、ちょっと考えちゃうみたい。
でも、親が触るのには文句言いません。
なので、母は触りまくってます!くくく・・・。役得。
特にスキカルしたては、気持ちいいです。
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by saheizi-inokori | 2006-09-13 22:50 | 梟のゴタク | Trackback | Comments(17)

ホン、よしなしごと、食べ物、散歩・・


by saheizi-inokori