かもめ食堂東京支店? オーナーやスタッフの健闘を祈る
2006年 07月 31日
カウンターに3人、テーブルが二つ半、13人で満員、11時半、オープンと同時に一杯になって並び始める。だから店の名前はアッコちゃんだ~!
ヒ・ミ・ツ。
むぎとろ定食を看板にけんちん定食、コロッケ定食、ぶり大根定食、塩さば定食、塩鮭定食・・定食が日によって変わるが大体いつも6種類くらい。単品も納豆などいくらかある。
飯は白米か五穀米、半ライスも選べてスコブルうまい。
味噌汁も毎日具が変わってトテモうまい。
小鉢につくものが野菜サラダ、ひじきとアブラゲ、野菜の煮物・・毎日変わってスゴクうまい。
なによりもメインの魚や野菜の煮物などがキワメテうまい。
みんな食べたいよ。いつも迷う。
迷った挙句、隣の人の食べているのも欲しくなるのだ。
醤油とか調味料の並べ方もこざっぱりしている。小さな蓋つきの鉢にジャコとゴマの振りかけが入っていて、それも楽しみの一つ。ふりかけるんじゃなくスプーンで盛り上げてしまう。
焼き魚を昼飯に食べたいと思う人は多い。
でもうまい焼き魚を毎日普通の定食屋で出すことは至難の業だ。
魚が高いうえに毎日相場が変わる。安定的にリーズナブルな値段で仕入れることが難しい。
だからどうしても品揃えをしたい定食屋はチエーン本部で一括仕入れの冷凍物を使い、あらかじめ焼いておいてレンジでチンだ。一年中どんな魚も出るけれどうまいはずがない。パサパサ。
この店はお客のオーダーを聞いてから焼きだす。
素材もその日その日いいものを選んで出す。
こういうやり方だと利幅が少ないし、料理をお出しするのに時間がかかるから回転率が悪くなる。売れ残り、相場の変動などのリスクもある。
この店のようにサラリーマンやOL相手だと勝負時間はせいぜい2時間、そこでできるだけ売り上げを取ろうとすれば注文と同時にお盆が出てくるくらいじゃなければ収支採算が合わない。
店内は小奇麗。
厨房に親爺と奥様(?美人でしかも感じがいい)。ホールに愛想の良い女性。
入り口の棚にはきちんと週刊誌や文藝春秋の最近号が揃っている。
まあ、奇跡みたいな店だね。
少しでも長続きして欲しいと祈る次第。
この店を支えているのはオーナー兼調理長兼店長の”思い”だ。
俺たちはその思いを食べているのだ。
そうそう、肝心の値段。大体950円から1000円。写真の「新秋刀魚定食」は今俺の腹の中に入っているのだが1000円、半ライスにしたから50円引きで950円。
糠漬けもいい塩梅でたっぷりなのが嬉しい、味噌汁はノリと豆腐を赤だしで。ちゃんと味噌の香りがするぜ。
それにサラダ。ただし肝心の秋刀魚はまだ脂ののり方は足りない。
初カツオとは違って秋刀魚は目黒、じゃねえ脂が一番。
品目だけでこれくらいの定食を近所の店で食べると800円から900円といったところか。
安ければ780円などと言う”特別価格”もあるだろう。
懐具合とうまいものに対する飢えの程度でどこに行くかを決めることができる。
ありがたいね。
冷やし中華は芝大門・「集来」の手打ちラーメン。「カアサン、あの正しい冷やし中華はどこに行ったんでしょうね」の呼びかけに答えて夢八さんが教えて下さった。夕方秋田屋などの美味しそうな店が賑わいを増すのを冷ややかにみて(みられて?)ひとり「芝大門?芝公園だっけ?」と番地を頼りにお店を探すのは淋しさもあったが食べてみて報われました。手打ちだと830円、普通だと800円。手打ちはチョットうどんの趣もあった。ドンブリで出てくるだけあって量が半端じゃない。
下は浜松町駅の近くで見たもの。どうも気持ちは分からんでもないけれど意味はよく分からん。どこに何を広げたいの?お父さん。
ここは幼少期に本当に良く遊んだ場所です。 特に画像奥にあるお寺は本当に良く遊びました。懐かしい。 お坊さんと一緒に走り回った記憶がよみがえる(笑 で、目的はこれ!集来! 冷やし中華を食べに芝大門「集来」へ行ってきました~♪ saheiziさんのブログに書いてあり、気になり早速いただきへGO!一緒に行った友人が、 “冷やし中華なんて家で食べても外で食べてもあまり変わらないけどなぁ~” と、言っていたんですが、ここは全然違う!と驚いていました。 見た目と違ってすっごーーーい量。 そし...... more
皿ではなくて丼ですか。それは・・スプーン必要でしょうね。
ハムもきゅうりもしょうがも豪快、いいですわー。
このために大門、行きたくなります。
それと、ヒミツ、ヒミツ・・のお店。
内緒で教えてが殺到しそうですねー。
まさに王道定食。いつまでも!と願いつつ、
写真の箸の下をながめつしております。
ここでは夢の夢です。 ますますお腹が空いてきました。
もし、日本へ行ったら・・・絶対に見つけていきます。
ゴメンなさい・・・もっと気の利いたコメントでなくて
mimi
確かにアメリカ旅行をすると帰って直ぐ食べたくなるのはこういう食事ではありますが。
美味しかった町の食堂、思い出してしまいました。跡地は今風の集合ビルです。
秋田屋の匂いに負けず、やり過ごして
集来にいかれたんですね。
多分、食べても食べても減らない冷やし中華に感動されたでしょう。
スープも、懐かしい味なんですよね。
洗練されてなくて、昔のままで、僕も近いうちに行きます。
豪華なメニューも実のところはこの店のような味をきちんと理解しているシエフがいないと作れないのではないかと思っております。
冷やし中華だけでは男子の晩飯としてサビシカナイカと思って野菜炒めとか餃子などをも頼もうと思ったらあまりそういうのはないみたい。
まあ、足りなきゃ別の店に寄っていくか、と。しかし食べ終わったらとてもその気になりませんでした。
すこぶる安上がりの夕食でした。
ありきたりのものが出るのですが、全部おいしく飽きがこないのです。オットなどいつも夕食時に来て、横取りしていました。
何ヶ月食べても飽きなかったのですから、すごいことです。
あたりまえのものがていねいでおいしいとホッとしますね。
そしてメインはプリプリのエビのてんぷらだったり煮魚、焼き魚だったりがついていました。これが一人前驚くなかれ たったの500円でした。
この店を見つけた時の嬉しかった事・・・・築地が近いので良いお魚が
上手く手に入ったようでした。
どれだけお友達に宣伝したか・・・でも悲しいかな板前のご主人が身体を壊されてお店をたたまれました。その後新しい方が700円定食をされましたが器も悪く味も落ちてしまいました。saheiziさんの今日のお店を知って懐かしく思い出しました。私のこの話は3年前ですけれど・・・
厨房に親爺と奥様(?美人でしかも感じがいい)。ホールに愛想の良い女性。と言う所も全く一緒でした。本当に残念。もう今では500円は夢のまた夢でしょうか・・・・
500円はちょっと無理でしょうね。何か特別な仕入れができる。その上に土地は自分の土地でも。
場所はちょっと分かりにくいかな。ネットで住所と電話調べていった方がいいです。浜松町の駅から歩いて7分もかからないかな。